AMG GT 4ドアクーペがニュルのエグゼクティブカーコースレコードを更新!
メルセデスAMGが、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェにおけるエグゼクティブカーのコースレコードを更新しました。
タイムは7分27秒8です。
計測はスタートラインとフィニッシュラインが同じ地点に設定されている、コース全長20.832kmの設定で行われました。
しかし4ドアセダン最速というわけではありません。
4ドアセダン最速は、現在もジャガー XE SV プロジェクト8(タイムは7分23秒164。コース距離20.832km)のままです。
エグゼクティブカーというのは4ドアセダンのカテゴリの中のひとつで、ジャガー XEやBMW 5シリーズ、メルセデス・ベンツ Eクラスなどが属する「アッパーミドル」クラスとは区別されています。
これはドイツの連邦自動車輸送局(KBA)の車両クラスに基づくものなのだそうです。
今回はエグゼクティブカーのコースレコードを記録したGT 63の概要と、GT 4ドアクーペのマイナーチェンジに関する最新情報をご覧ください。
AMG GT 63 S 4Matic+のニュルブルクリンクコースレコード
4ドア最速のジャガー XE SV プロジェクト8は2シーターに改造されたスペシャルマシンだったのですが、今回のアタックに用いられたAMG GT 63 S 4Matic+はほぼノーマルです。
市販車との違いは、安全のためのバケットシートと4点式シートベルト、オプションのエアロパッケージを装着していること、そしてミシュラン パイロットスポーツカップ2タイヤを装着していることのみでした。
コンディションはベストではなく、ウェットパッチがわずかに残っています。
7℃という外気温は、空気密度が高くなるのでエンジンにとっては良くても、タイヤにとってはちょっと低すぎる感じがします。
それでも以前に記録したタイム(7分30秒11。コース全長20.832km)を更新できたのは、サスペンションなどのセッティング変更によるところが大きいのだと思います。
AMGによる今回のコースレコード更新で、ポルシェ パナメーラターボSがエグゼクティブカー最速の地位を失うことになりました。
パナメーラターボSは2020年7月に7分29秒81(コース全長20.832km)のタイムを記録していました。
AMG GT 4ドアクーペのマイナーチェンジ(2021年モデル)
マイナーチェンジでの変更点は、内外装の小変更とMBUXの更新、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)の追加です。
PHEVモデルは800ps以上になると噂されています。
エクステリア
スパイショット
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。