フォルクスワーゲンが新型ティグアンを発表

VWの新車情報

フォルクスワーゲン新型ティグアンを発表しました。新しいプラットフォームに切り替わり、外装のデザイン変更はもちろんのこと、内装では大型のディスプレイが採用され、後席やラゲッジスペースも広くなりました。そしてPHEVはバッテリーが大型化されたことで、EV走行距離が100kmの大台に到達しています。

今回は新型ティグアンの概要をご覧ください。


新型ティグアンの概要

エクステリア

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VW 新型ティグアン

VWらしくプレーンな装いだが、バンパーのデザインだけは押し出し感が強い。

バンパー下部のシルバー加飾が少し高い位置にあるせいか、腰高な印象がある。

Cd値は先代の0.33から0.28に改善

ショルダーが強調された塊感のあるデザインだ

テールライトは流行の横一文字。リアのシルバー加飾もボディ下端より少し高い位置にある。

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インテリア

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新型ティグアンのインテリア

こちらはライトグレーの内装。グリーンのアンビエントライトと相まって、クリーンな印象だ。

液晶メーターは10.25インチ。インフォテイメントディスプレイは15インチと巨大。

センターコンソールにはスマホ置き場

ダイヤル自体にドライブモードが表示されるが、運転中に見る暇はなさそうだ。

未来的な印象のダッシュボード

シートは乗降性を重視したデザインで、サイドのサポートはさほど張り出していない。

後席は足元も頭上も十分に広そうだ

後席のカップホルダーには瓶も置くことができる。カップホルダー自体を左右に寄せることもできるようだ。

ラゲッジスペース容量は先代から37リッター増加し、5名乗車時で652リッター。後席は40:20:40の分割可倒式。

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シャシー

DCC Proと呼ばれるアダプティブシャシーコントロールをオプションで装着可能です。これは2バルブのショックアブソーバーを備えており、一般的なものよりもコンフォート性に優れています。
また、現行型のゴルフGTIで初採用されたビークルダイナミクスマネージャーが、新型ティグアンにも採用されています。これは電子制御ディファレンシャルロック(XDS)とDCC Proのショックアブソーバーを統合制御することで、ホイールごとのブレーキ介入とショックアブソーバーの硬さ調整を行い、コーナリング時のハンドリングと快適性が向上させるものです。

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パワートレイン

PHEVは1.5リッター・直列4気筒ガソリンターボに、電気モーターの組み合わせです。最高出力は2つの仕様があり、204psまたは272psとなっています。トランスミッションは8速DCT、駆動方式は前輪駆動です。
バッテリー容量は19.7kWhと、先代からほぼ倍増しています。EV航続距離は100km。AC充電は11kWもしくは26kWに対応。DC充電は最大50kWに対応しており、バッテリー残量10%から80%まで、25分間でチャージ可能です。

1.5リッターのガソリンターボ(130psまたは150ps)と、2.0リッターのディーゼルターボ(150psまたは192ps)も用意されています。どちらも48ボルトのマイルドハイブリッドを備え、7速DCTを介し前輪を駆動します。
なお、4WDモデルは2.0リッターガソリンターボ(204psまたは265ps)か2.0リッターディーゼルターボ(192ps)にしか設定されていません。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていませんが、ドイツ本国では36,600ユーロで販売されると予想されています。現在のレートで日本円に単純換算すると、およそ577万円です。

新型ティグアンは、ドイツ本国では2024年2月に発売されます。日本導入時期は不明です。

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Posted by dangoliath