BMW新型X3(G01)モデルチェンジで軽量化×電動化(PHV)=低燃費に!【6/27更新】

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3代目となる新型BMW X3の情報が、ついに正式公開されました!
CLAR(CLuster ARchitecture)と呼ばれるモジュラープラットフォームに移行する新型X3は、果たしてどのような車になるのか。早速見ていきましょう。

更新情報

リーク画像を削除し、公式発表の画像に置き換えました。また、各項目の内容も、公式発表された情報に更新しました。(2017/06/27)

過去のスパイショットを削除し、エクステリアインテリアの項目に、リークされた公式画像を追加しました。(2017/06/24)

2017年6月撮影のスパイショットを追加し、エンジン・トランスミッションに関する情報を更新しました。(2017/06/16)

新たなオフィシャル画像を追加し、概要を最新の情報に更新しました。(2017/03/04)


エクステリア

標準グレードのX3
サイドクラッディングなど、SUVらしい出で立ちになっている。
アンダーカバーが力強い
新型5シリーズと同じ形のアダプティブ・LEDヘッドライト
テールライトもLEDだ

M40iのエクステリア

M40iはスポーティーで洗練されたルックス
マフラーフィニッシャーも異なっている
ホイールは存在感のある独特なデザイン

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インテリア

BMWだと一目でわかる内装
メータークラスターは液晶化された
モニタサイズは10.25インチ
トランスミッションは8速AT(ステップトロニック)
後席用のエアコンももちろん用意されている
ラゲッジスペース容量は550〜1600リッター。

M40iのインテリア

M40iにはスポーティーなステアリングが装着され、シルバーの加飾が施されている
イルミネーションもある
こちらは青
後席の足元には十分なスペースがある
パノラミックルーフは大型化された

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シャシー

プラットフォームは新型7シリーズや新型5シリーズ(G30)で採用されたCLAR(CLuster ARchitecture)です。
軽量化に主眼を置いたプラットフォームなので、新型X3は先代から55kgも軽くなりました

そのためガソリン/ディーゼル車で1800kg前後ですし、プラグインハイブリッド(PHV)でも2000kg程度で済みそうです。
車重が軽ければそれだけ運動性能が高まるわけですから、新型X3の「駆け抜ける喜び」には期待できますね。

ちなみに前後重量配分は50:50です。

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エンジン・トランスミッション

諸元
駆動方式 xDrive(4WD)
グレード 20d 30d 30i M40i
燃料 ディーゼル ガソリン
排気量(L) 2.0 3.0 2.0 3.0
馬力(ps) 190 265 251 360
トルク(Nm) 400 620 350 500
0-100km/h(秒) 8.0 5.8 N/A 4.8
燃費(km/L) 18.5~20.0 16.7~17.5 N/A N/A

N/A=Not Announced(未発表)

トランスミッションはFRのsDriveに6MTが用意されます。
4WDのxDriveには、ZF製の8速もしくは9速ATが搭載されるそうです。

X3 M

ハイパフォーマンス・モデルとして、X3 Mが用意されます。
X3 Mのパワーは500psオーバーになるとの噂です。

2017年6月16日追記
X3 Mには、BMW M3の直6エンジンを流用する可能性が高そうです。
M3のパワーは430psですが、X3 Mには450psにパワーアップされた仕様が搭載されます。
ライバルとしてポルシェ・マカンやアウディ・RS Q5を想定しているようです。

X3 Mのニュルテスト動画。軽いためかロールが少ない。

PHV/EV

プラグインハイブリッドモデルもローンチ後に追加されます
システム出力は304psになると言われていますが、直列3気筒エンジン+モーターになるという情報も流れており、その構成で304psも出せるかは正直疑問です。
EV走行距離は40〜48km程度との噂。
燃費は26.3km/L38.6km/Lと予想されています。

また、2020年までに完全なEVバージョンも追加される見通しです。
航続距離は400kmと言われています。

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安全装備

アクティブ・セーフティ・システムには、

  • ストップ&ゴー
  • アクティブ・ブラインド・スポット・プロテクション
  • レーン・ディパーチャー・ワーニング
  • デイタイム・ペデストリアン・プロテクション
  • シティ・コリジョン・ミティゲーション(前面衝突警告付き)
  • クロス・トラフィック・アラート・リア
  • スピード・リミット・インフォメーション(要ナビゲーション)

などが含まれます。

また、オプションのドライビングアシスタントプラスパッケージには、

  • アクティブ・レーンキーピング・アシスタント(側面衝突回避付き)
  • トラフィックジャム・アシスタント
  • 避難援助
  • クロストラフィック・アラート(フロント&リア)

また、新しいヘッドアップディスプレイは75%大きくなり、グラフィックス、解像度、表示オプションの面で最も先進的です。
リモート3Dビュー機能は、車の360度の3Dビューを捉えることができます。

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価格・発売時期

英国での価格は、エントリーモデル(おそらくxDrive20i)が38,880ポンド、M40iが51,280ポンドです。
1ポンド=140円換算だと、それぞれおよそ544.3万円717.9万円となります。
日本価格はプラス100万円くらいでしょうか。

去る2017年6月26日に全貌が公開されましたが、正式なワールドプレミアは9月のフランクフルト・モーターショーで行われます。
生産は2017年8月27日から、アメリカ・サウスカロライナ州・スパータンバーグの工場で開始される予定です。
ヨーロッパでの販売は11月から開始されます。

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