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SKYACTIV-G 2.5Tは、アテンザやアクセラに搭載可能

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2016/10/28

スカイアクティブ-G 2.5T

マツダCX-9に新開発の直噴ターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」が搭載されると発表された際、「次期マツダスピード(MS)アテンザ/アクセラには、このエンジンが搭載されるのではないか」と、世界中のマツダファンが盛り上がりました。

というのもSKYACTIV-G 2.5Tのエンジンスペック(253ps42.8kgf・m(420Nm))が、かつてのMSアテンザ/アクセラに搭載されていた「MZR 2.3L DISI TURBO」とほぼ同等だったからです。よってSKYACTIV-G 2.5Tを次期MSアテンザ/アクセラに搭載するという話には、かなりリアリティがありました。

しかし懸念材料が無かったわけではありません。その1つが「現行型のGJアテンザやBMアクセラのエンジンルームに、SKYACTIV-G 2.5Tはそもそも収まるのか?」というものでした。結論はタイトルの通り、搭載可能とのことです。

トップ画像の出典: car.watch.impress.co.jp

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SKYACTIV-G 2.5T とは?

マツダが開発した2.5L・直列4気筒・直噴ターボエンジンです。マツダ技報によると、開発コンセプトは以下の4つです。

  • 競合V6と同等以上の実用域トルクと加速レスポンス
  • カタログ燃費及び高負荷実用燃費の大幅改善
  • 軽量コンパクト
  • 現行プラットホームへの搭載性確保

これらのコンセプトを実現するために、以下のような新技術が採用されています。

  • ダイナミック・プレッシャー・ターボ
  • ハイプレッシャー・クールドEGR

ダイナミック・ハイプレッシャー・ターボ

排気マニホールド内を太い通路と細い通路の2つに区切り、1620rpm以下では可変バルブを閉じて細い通路にのみ排気ガスを流すことで、排気ガスの流速が高まるようコントロールする技術です。

ダイナミック・プレッシャー・ターボ_01
排気ガス通路切り替えの模式図。

低速域でもタービン回転を上昇させやすいだけでなく、他シリンダーの掃気効果も高まる、一石二鳥の技術といえます。

ダイナミック・プレッシャー・ターボ_02
掃気効果の模式図。隣からも排気ガスを引き抜いている。

ハイプレッシャー・クールドEGR

ハイプレッシャー・クールドEGR」は、多段階冷却システムによって圧力損失を抑えながら、排気ガス温度を950℃から150℃にまで下げ、低温の不活性ガスとして燃焼温度を低下させます。燃焼温度が下がることでノッキングが防止され、理論空燃比領域の拡大と、点火タイミングのリタード(遅角)量を抑制できるので、燃費が向上しました。

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マツダのエンジニアによる証言

ハイパワー、ハイレスポンス、そして低燃費と、三拍子そろっているSKYACTIV-G 2.5Tのシリンダーブロックは、重量的にはディーゼルのSKYACTIV-D 2.2よりも軽いそうです。なのでアテンザやアクセラに搭載する際に、重量面での制約はありません

次にサイズですが、こちらはマツダ・ノースアメリカのデイブ・コールマン氏がコメントしてくれています。氏のコメントを引用します。

SKYACTIV-G 2.5Tは数多くのマツダ車に適合するし、我々もCX-9以外の車に搭載するつもりだが、どの車に搭載するかは(適合するかどうかとは)別の問題だ。

ディーゼルを搭載している車には適合する。2.5L自然吸気もだ。基本的に、我々が使っている蛇の群れみたいなエキマニが収まっている空間は、ターボにとっては十分なスペースとなる。そして他すべてのパッケージも、同じくらいのスペースを占拠している。

つまりSKYACTIV-G 2.5Tをアテンザやアクセラに搭載するとしても、サイズの問題はないということになります。

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マツダスピードアテンザ/アクセラは復活する?

重量・サイズともに問題ないなら、すぐにでもMSアテンザ/アクセラを復活させてほしいところですが、CX-9以外の車種にSKYACTIV-G 2.5Tを搭載したプロトタイプは、まだそれほど多くは作られていないと言います。

しかしコールマン氏は興味深い証言をしてくれました。氏の発言を再び引用してみましょう。

(アテンザをベースにしたプロトタイプには)キッチリと収まった。しかし私はプロダクト・プランナーではないから、その車をなんと呼ぶべきかはわからない。

CX-3に(SKYACTIV-G 2.5Tを)載せたいね。でもCX-3に載せるなら、"ホットロッド"(筆者注: ボディをぶった切るということ)にするしかない。ベルトがフレームに干渉してしまうんだ。

SKYACTIV-G 2.5TをCX-3やデミオに載せるのは、さすがに無理があるようです。エキマニ周りには隙間があるらしいのですが……。

でもアテンザベースのプロトタイプはすでにあるみたいですね。MSアテンザ復活となるかどうかはわかりませんが、マツダがよりハイパフォーマンスなアテンザを求めているのは確実だと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の記事もぜひご覧ください。

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