チューニング 自動車文化

チューニングカーの祭典 SEMAショー2016まとめ

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2016/11/08

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全米最大(そしておそらく世界最大)のチューニングカーショー「SEMAショー」が行われています。アメリカのショーだけあって、展示車両もBIG3の車両が主役のようですが、米国外メーカーの車両も工夫が凝らされていて面白いものがたくさんあります。そこで今回は2016年のSEMAショーで展示されたチューニングカーの中から、めぼしいものをまとめてみました。

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シボレー

カマロターボ・AutoX・コンセプト

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アメリカン・マッスルカーといえばV8エンジンでしたが、AutoXコンセプトは2.0L・直列4気筒ターボになっています。

しかしただのダウンサイジングコンセプトではありません。軽量な車体を活かしたハンドリングを武器とする、まったく新しいコンセプトのカマロなのです。

COPOカマロ

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COPOとは「Central Office Production Order」の略です。シボレーのスペシャルオーダーシステムで、ドラッグレースで活躍するために必要な改造が施されています。

カマロはリアサスがマルチリンクですが、COPOカマロはスタート時の大トルクに耐えるべくソリッドアクスルに変更。エンジンは3種類ありますが、もっともハイパワーな「350 SuperCharged」は、588ppを発生します。ドラッグレース専用なので、ギアボックスは3速ATのみです。

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フォード

今年のSEMAショーで最大勢力を誇るのがフォードです。なんでも50台も展示しているとか。その中から気になるものをピックアップしてみました。

ラウシュ P-51マスタング

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画像の出典: autoblog.com

ラウシュ・フェンウェイ・レーシングといえば、NASCARファンにはおなじみです。ラウシュ・パフォーマンスはそのチューニングブランドとなります。

P-51マスタングは、戦闘機P-51Dマスタングにインスパイアされたチューニングカーです。創業者のジャック・ラウシュ氏は飛行機好きで、古い戦闘機のメンテナンスなどを手がける「ラウシュ・アビエーション」という会社まで持っています。

ラウシュ製のP-51マスタングは、V8エンジンにイートン製スーパーチャージャーを組み合わせた、737psのモンスターマシンです。

ラウシュF-150ナイトメア

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画像の出典: autoblog.com

フォードのピックアップトラック「F-150」がベースです。5.0L・V8をイートン製のブロア式スーパーチャージャーで過給し、608psを獲得しています。ド迫力の22インチホイールはラウシュオリジナル。各パーツがブラックアウトされているからか、得も言われぬ威圧感がある車です。

Zero to 60 Design マスタングGTT

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「Gran Turismo Tribute」の名を持つマスタングは、Zero to 60 Designがわずか6週間で作り上げたというのですから驚きです。

5.0L・V8は、ProCharger社のスーパーチャージャーで過給。Magnaflow製のデュアル・エキゾーストや、SCTパフォーマンスのECUなどと組み合わせることで、811psを叩き出すエンジンに仕上がっています。

サスペンションはアイバッハ、ブレーキはブレンボ、タイヤはピレリPゼロと、足回りもきっちり作り込まれているようです。

サン・カン フォード・マーヴェリック'72・エコブースト

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画像の出典: autoblog.com

ワイルドスピードシリーズでお馴染みのハリウッド俳優サン・カン氏は、筋金入りのエンスージアストです。彼の愛車「Fugu Z」は、以前に車知楽でも取り上げたことがあります

そんなサン・カン氏が新たに考え出したのが、1972年製フォード・マーヴェリックに2.3Lのエコブーストを搭載するというものでした。

サン・カン氏によると、ブラジル仕様のマーヴェリックに4気筒0HCのモデルがあったらしく、4気筒のエコブーストを搭載したのはそのオマージュだそうです。こだわりが感じられますね。

エアロパーツはFugu Zにも使われていたロケットバニー。どうやらサン・カン氏のお気に入りのようです。ボンネットとトランクリッドはカーボン製で、軽量化にも余念がありません。

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ダッジ

ダッジ・チャレンジャー'71・シェイクダウン・コンセプト

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1971年当時のボディを、ワンオフで製作されたオリジナルシャシーに移したのがこの車です。エンジンはダッジ・バイパーの6.4L・V8 HEMIで、パワーは492ps、ギアボックスは6速MTとなっています。ブレーキはダッジ・チャレンジャー・ヘルキャットのものを流用、シートもダッジ・バイパーのものの流用品です。

ダッジ・デュランゴ・シェイカー

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こちらもダッジのハイパフォーマンスカーから数々のパーツを流用したモデルです。エンジンはチャレンジャーSRTの6.4L・V8 HEMI(492ps)、シートはバイパーで、フロントバンパーのフォグランプはチャレンジャー・ヘルキャットのものが使われています。タイヤは4輪とも極太の305です。

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トヨタ

ランドスピードクルーザー

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ランドクルーザー200ではなく、ランドクルーザー220mph(=352km/h)とでも呼ぶべき「最高速仕様のランドクルーザー」です。

しかし背高なSUVボディは空気抵抗が大きく、生半可なパワーでは352km/hなど達成できません。そこで5.7L V8をツインターボ化し、2000ps!ものパワーを叩き出しています。

多分今年のSEMAショーで最高出力の車だと思いますが、それがSUVのランドクルーザーなのが痛快ですね。

LC500

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画像の出典: motorauthority.com

SUPER GTマシンにインスパイアされたというこちらのLC500のV8には、排気量アップ(5.0L→5.6L)が施されています。シリンダーボアを94mmから99.5mmに拡大した効果は絶大で、478psから532psへと、実に54psものパワーアップに成功。レブリミットは9000rpmです。

22インチのHREホイール、ブレンボブレーキ、KWのサスペンション、ピレリPゼロNeroで足元もバッチリ。エアロキットも含め、使われているパーツは市販されるとのことです。

GT4586

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画像の出典: autoblog.com

プロドリフターのRyan Tuerck氏が制作したフェラーリ458のV8エンジン搭載の86です。エンジンヘッドが異常に高い位置にありますが、458のエンジンは背が高いのかもしれません。織戸学選手が制作したレクサスV8搭載の86は、エンジンがキレイに収まっていたので。

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織戸学選手のD1GPマシン
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レクサスのV8だとスッポリ収まっている

画像の出典: advan.com

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マツダ

スピードスター・エボリューション

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ロードスターをベースに、フロントウィンドウ・スクリーンを省略し、スピードスタースタイルにした車です。

ブレンボ製軽量ブレーキや、車載バッテリーをリチウムイオン化などで軽量化を徹底し、車重は898kgにまでシェイプアップされています。軽量化とピュアなドライビングプレジャーという、ロードスターの本質を極限にまで突き詰めたモデルです。

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スバル

コラゾン・WRX STI

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画像の出典: autoevolution.com

コラゾンのワイドボディキットを装着したWRX STIです。ボディ全体に施された装飾が、圧倒的な存在感を醸し出しています。

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Category: チューニング, 自動車文化
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