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これ、新型カムリです。【5/24更新】

2017/05/30

新型カムリがデトロイト・オートショーで発表されました。
今度のカムリはスポーティーな「SE, XSE」と、コンフォートな「LE, XLE」という、2つのトリムレベルに大別されています。

それではさっそく新型カムリの画像と概要を見ていきましょう。

更新情報

TRD・モデリスタエアロの項目を追加しました。(2017/5/24)

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新型カムリのエクステリア

コンフォートなXLEの外観。こちらの方が品があって良い。
XSEのフロントは迫力満点だ。
XSEのサイド。新型レクサスLSと同じく、クーペスタイルになっている。
テールランプは、レクサスLCクーペのようなデザインだ。
4本出しのマフラーが、スポーツグレードであることを主張している。
ルーフをブラックに塗ったツートンカラーのモデルもあるようだ。
北米トヨタの大黒柱は、プリウス不振の穴を埋められるか?
日本仕様車のエクステリア。

米国仕様のボディサイズは18mmワイド(1843mm)になり、ホイールベースは50mm延長(2825mm)されました。
しかし全高は25〜40mm(おそらくグレードごとの差)低くなったそうです。

単純に全高を下げただけでは、頭上空間が狭くなってしまいますが、TNGAの採用によって乗員の着座位置も下がっているため問題は無いのでしょう。
ホイールベースが伸びたため、後席の足元空間はかなり広くなったはずです。

TRD・モデリスタエアロ

日本仕様に装着されたTRDのエアロパーツ。結構いかつい感じ。
こちらはモデリスタ。ノーマルの良さを活かしたエアロとなっている。

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新型カムリのインテリア

エルゴノミクス・シートは、おそらくSEやXSEグレードのみだろう。
運転席と助手席を分断するようなデザインは、最近のトレンドだ。
タッチスクリーンは8インチ。
メーターの間にあるディスプレイは7インチ。
ソフトパッドが使われており、質感は上々だ。
日本仕様車のインテリア。

上記のディスプレイの他にも、10インチのヘッドアップ・ディスプレイが装備されています。
また、オーディオシステムは、オプションでJBLサウンドシステムが選択可能なようです。

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新型カムリのシャシー

プラットフォームはToyota New Global Architecture(TNGA)です。
50プリウスC-HRと同じですね。

サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン。
4つのエンジンマウントは、ノイズ・振動・ハーシュネス(いわゆるNVH)対策が施されたものになっています。

TNGAの恩恵は、ハンドリングだけに留まりません。
トヨタ・セーフティセンスPが装備され、プリクラッシュブレーキやアダプティブ・クルーズコントロールなど、最新の安全技術も利用可能になりました。

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新型カムリのエンジン

エンジンは2.5L・直列4気筒と、3.5L・V6の2種類ですが、両方とも自然吸気となっています。
直噴ターボが当たり前となっている時代にしては珍しいチョイスですね。

2.5L・直列4気筒は、「ダイナミック・フォース・エンジン」と呼ばれる新エンジンで、ロングストローク、高圧縮比、直噴、バリアブル・クーリングシステムの投入によって、ダウンサイジングターボに替わる省燃費エンジンとして開発されました。

これらのエンジンに組み合わされるのは、新開発の8速ATとなります。

トヨタのことですから、もちろんハイブリッドも用意されます
ハイブリッドには2.5L・直列4気筒とCVTが使われるでしょう。

トヨタによると新型カムリ・ハイブリッドは、50プリウス並の燃費になるとのことです。期待して待ちましょう。

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トヨタにとってカムリがどれほど重要なのか?

toyota-camry-2018-rendering
予想CG

画像の出典: motor1.com

トヨタにとって最も重要な市場は、間違いなく北米市場です。その北米市場において、カムリはトヨタの主力モデルとして売上を牽引してきました。アメリカで販売されている全ての乗用車※1の中で、もっとも売れているのがカムリなのです。

※1 アメリカの乗用車カテゴリーに、ライトトラック(ピックアップトラックなど)は含まれない。

しかしその北米市場で異変が起こり始めています。カローラの売れ行きが急激に伸びており、カムリを追い抜きそうな勢い※2なのです。

「同じトヨタ車なんだしいいじゃん」「やっぱり日本車がナンバーワン!」と思われるかもしれませんが、カムリの売上が落ち始めているのが気にかかります。マーケティングで言うところの「カニバリゼーション」が起きている可能性が高いです。

ちなみにホンダ・アコードは、販売台数でシビックに追い抜かれてしまいました。※2 こちらもアコードの売上が落ち、シビックだけが伸びている状況です。

※2 October 2016 YTD U.S. Passenger Car Sales Rankings

カムリとカローラの差別化が急務

モデルチェンジの度に格下の車が大型化したことで、格上の車と似たようなコンセプトになってしまうことはよくあります。大型化するにも限度がありますから、格上の車の方はある程度のところでサイズが固定化されてしまうのに対し、格下の車はどんどん巨大化していくからです。

カムリが8代目から9代目にモデルチェンジしたとき、全長の拡大はわずか10mmでした。しかしカローラセダン(日本国内専用のアクシオではない方)が10代目から11代目に切り替わった際には、全長が100mmも伸びています。

メルセデスやBMWの場合も同じ傾向ですが、プレミアムブランドはサイズ以外でも格上感を演出する手法に長けているので、あまり問題にはなっていないようです。カムリもサイズや居住性以外の強みを手に入れないと、消費者からただ割高なだけのカローラと見なされてしまいます。

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新型カムリのスパイショット

新型カムリは直列4気筒のみのラインナップになりそうです。2.0Lの直噴ターボと、2.5L自然吸気+モーターのハイブリッドが主力になります。ではスパイショットを見ていきましょう。

toyota-camry-2018-spy-photos
スピンドルグリル(風)の左右にランエボ風のエアダクト……
toyota-camry-2018-spy-photos-side
サイドのシルエットはかっこいい
toyota-camry-2018-spy-photos-rear
Cピラーから後方が絞り込まれているのもスポーティー
toyota-camry-2018-spy-photos-rear-bumper
BMW M5みたいな4本出しマフラーだ。

画像の出典: motor1.com

開口部の大きなフロントバンパーや4本出しのマフラーなど、スポーティーな印象を取り入れようとしているのが見て取れます。カローラと差別化するためでしょう。しかしそれがカムリに似合うかというと疑問です。

日本の自動車メーカーがスポーティーな車を作ろうとすると、他社製の高級スポーツカーの各部分をパクり、それを自社の車にパッチワークするので、ガンダムチックな車になりがちです

ガンダムは顔が決まっており、要素を付け足すくらいでしか差別化できません。日本のスポーツカーとガンダムのどちらもがゴチャゴチャとした印象なのは、各要素をパッチワークで付け足しただけだからです。

新型カムリはせっかくスポーティーなデザイン(傾斜したAピラーやクーペ風のルーフラインなど)なのに、どうしてゴテゴテとあれこれ付けてしまうのか理解に苦しみます。BMW M5の真似でもしてるんでしょうか。

スパイショットからすると新型カムリのスポーツグレードは、太ったランエボみたいな「ugly」なものになるでしょう。でも余計なものがついていない標準的なグレードのデザインは、意外とかっこよくなるかもと思っています。スピンドルグリル(風)もやめてくれればイイんですけどね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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