テクノロジー・業界分析 批評

アルファロメオGTVと8Cが復活! マセラティとジープはPHEVとEVのラインナップを大幅に拡大!

更新日:

フィアット・クライスラー(FCA)が、2022年までの5ヵ年計画を発表しました。
プロダクト・ポートフォリオには、「アルファロメオ 8C」や「アルファロメオ GTV」の復活や、マセラティのPHEVスポーツ「アルフィエーリ」の登場が記されており、見どころ満載です。

今回はFCA各ブランドが今後5年間に発売する予定の新型モデルについて見ていきます。


FCAのプロダクト・ポートフォリオ

アルファロメオ

アルファロメオのプロダクト・プラン(クリックで拡大)

アルファは「GTV」と「8C」他に、「2種類のSUV」と「ジュリアおよびステルヴィオのロングホイールベース仕様」を新たに導入する予定です。
ロングホイールベース仕様は、アルファロメオが急激にシェアを拡大している中国市場向けとなります。

アルファロメオ GTV

GTVはE-Boostを搭載する600ps4WDとなります。
E-Boostは「25%パワフル」で「ゼロ・ターボラグ」だと説明されていますが、どのような仕組みかはわかりません。
新型GTVも4人乗りで、前後重量配分は50:50と理想的です。
クアドリフォリオは、BMW M4のライバルとなることが期待されています。

アルファロメオ 8C

8Cは、ツインターボエンジンをシート後方に搭載するミッドシップ・スポーツです。
エンジンは後輪にのみ動力を供給し、前輪はモーターが駆動するハイブリッドとなります。
システムの総出力は700ps以上、0-100km/hは3秒以下となる予定です。
また、カーボンモノコックを使用することで、軽量化も図られます。

SUVは、BMW X5と同格となる比較的大型のものと、ステルヴィオよりも小さい小型のものが予定されているようです。

目次に戻る

マセラティ

マセラティ アルフィエーリ

グラントゥーリズモをリプレースするアルフィエーリは、プラグインハイブリッド(PHEV)のスポーツクーペです。
フルアクティブ・トルクベクタリング付きのe-AWDが搭載されており、0-100km/hは2秒以下、最高速は300km/h以上となります。
また、アクティブエアロも装備される見通しです。

マセラティの電動車の構造

アルフィエリの骨格はアルミニウム・スペースフレームなので、PHEVであるにもかかわらず、車重はガソリンエンジン車と比較しても175kgしか増加しません。
ボディタイプはクーペの他にカブリオレが用意されます。

また、マセラティは「DセグメントのSUV」を新規に投入する他、「クアトロポルテ」「レバンテ」のフルモデルチェンジも計画しているようです。

マセラティのプロダクト・プラン(クリックで拡大)

アルフィエーリ・クーペ、アルフィエーリ・カブリオ、クアトロポルテ、そしてレバンテの4モデルには、BEV(Battery EV)バージョンも用意されます。
BEVの商品群は「マセラティ・ブルー」と呼ばれるようです。
800Vのバッテリーを搭載するトルクベクタリング付き・3モーターAWDとなります。

目次に戻る

ジープ

ジープのプロダクト・プラン(クリックで拡大)

FCAの主力ブランドとなるジープは、PHEVとBEVで攻勢をかけます。
2022年までにPHEVを10モデル、BEVを4モデル投入する予定です。

これにより全モデルに電化バージョンが追加されることになります。
逆にディーゼルは完全に廃止される見込みです。

ジープは「レネゲードよりも小型のSUV」を投入する他、「新型チェロキー」や「Dセグメントの3列シートSUV」「Dセグメントのピックアップトラック」「2列シートのグランドチェロキー」「Eセグメントの3列シートSUV」「FセグメントのSUV(おそらくグランドワゴニア)」を投入し、モデルラインナップを一気に拡大します。

また、レベル3自動運転の投入を目論んでいるようです。

目次に戻る

フィアット

2020年に「新型500e」を発売するそうです。
それに伴い「500 ジャルディニエーラ」が復活します。
ジャルディニエーラはステーションワゴンタイプの500eで、クラストップレベルの室内空間と「紛れもないデザイン」を実現するそうです。

「500X」および「500L」に関しても新型に切り替わりますが、それらにはハイブリッド・パワートレインが採用されます。

目次に戻る

クライスラーおよびダッジ

ブランドの終了さえ危惧されていましたが、セルジオ・マルキオンネCEOは、両ブランドの将来を確約しました。

ダッジに関しては「パフォーマンス・ヘリテージのための役割」を担うということです。
アルファロメオ・ジュリアと同じプラットフォームを使用する「新型チャレンジャー」や「新型チャージャー」の登場する可能性があります。

クライスラーに関しては300の将来こそ不透明なものの、「フルサイズのクロスオーバー」が2019年に投入されると見られています。

目次に戻る

ラム

Ram TRX

ハイパフォーマンス・ピックアップトラックの「TRX」が追加される他、「ヘビーデューティー・スペックの新型ピックアップトラック」「新しいプロマスター・バン」が登場する予定です。
TRXには、6.2リッター・V8スーパーチャージドエンジン(717ps)が搭載されます。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

sponsored link

-テクノロジー・業界分析, 批評
-

Copyright© 車知楽 , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.