メルセデスEQシルバーアローコンセプト かつてのグランプリカーに着想を得た電気自動車!

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メルセデス・ベンツが、かつて世界最高速度記録(432.7km/h)を樹立したW125にインスパイアされた、EQシルバーアローコンセプトを発表しました。
1937年のグランプリで活躍したW125はV型12気筒を搭載していましたが、EQシルバーアローは電気自動車(EV)です。

今回はEQシルバーアローコンセプトの概要についてお伝えします。


EQシルバーアローコンセプトの概要

エクステリア

ストリームライナー(流線型ボディ)を纏ったEQシルバーアローコンセプト。

サイドのEQのロゴがある所には、W125だとマフラーがあった。

フロントに24インチ、リアには26インチのスポークホイールを履く。スポークは168本もあるという。

通常時は滑らかなリア周りだが……

必要なときにはリアスポイラーが飛び出し、エアブレーキの役割も果たす。

メルセデス・ベンツW125は、1937年のヨーロッパ選手権グランプリに参戦したレーシングカーです。W125は5戦中4勝という圧倒的な成績でチャンピオンに輝きました。

そのW125は、世界最高速度記録への挑戦も行っています。
専用の改造を施されたW125には、空気抵抗の少ない滑らかなボディが装着されていました。

W125レコードカー

このRekordwagen W125(W125レコードカー)に、EQシルバーアローコンセプトは着想を得ています。
なのでどことなくレトロな雰囲気があるわけです。

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インテリア

ドライバーは拡張現実(AR)によって、パノラマスクリーン越しに道路上へと投影された情報を見ることできます。

また、ステアリングホイールのタッチスクリーンを介して、サウンドの設定を変更すれば、AMG V8の音を聞くこともできるそうです。

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パワートレイン

容量80kWhのバッテリーパックが搭載されています。
システムの総出力は750psです。
航続距離は実電費に近いWLTP方式の測定で、400km以上だとされています。

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