テクノロジー・業界分析 批評

新型スープラの性能(加速・減速・コーナリング)をライバルと比較!

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トヨタGRスープラは、同クラスのライバルに対してどのくらい速いのか、CAR AND DRIVER(アメリカの自動車メディア。以下C/Dと略)が興味深い比較を行っています。

C/Dによると新型スープラは、ポルシェ 718ケイマンGTSBMW M2コンペティションよりも優れたパフォーマンスを発揮したのだそうです。
今回は比較テストの内容から、スープラのコストパフォーマンスについて考えてみます。


GRスープラのパフォーマンス

0-96km/h(60mph)の加速性能

スープラの0-96km/hタイムは、C/Dのテストだと3.8秒だったそうです。
カタログ値(4.1秒)よりも良いタイムとなった理由は、ローンチコントロールを使わなかったことにあるのだとか。
C/Dによると、GRスープラのローンチコントロールは出来が悪く、ドライバーの操作で発進加速を行った方がタイムが良かったということです。

ライバルと互角以上の加速性能

718ケイマンGTS(MT仕様)の0-96km/hタイムは、C/Dのテストで4.1秒と記録されています。
ポルシェ公式のPDK仕様のタイムでも3.9秒です。

718ケイマンGTS(2018年型)

また、BMW M2コンペティションの0-96km/hは、C/Dのテストで4.0秒となっています。
GRスープラの加速性能はかなり優れているといえるでしょう。

BMW M2コンペティション

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1/4マイルの加速性能

ドラッグレースでのパフォーマンスはどうでしょうか。
C/Dが計測したGRスープラの1/4マイルのタイムは、12.3秒でした。
ちなみに終速は181.8km/hだったそうです。

718ケイマンGTSは同12.4秒(終速186.7km/h)、M2コンペティションもケイマンと同タイム(終速も同じ)でした。

ストレートが伸びないGRスープラ

GRスープラはスタート直後の加速が良く、718ケイマンGTSやM2コンペティションは終盤の伸びが良いようです。
スープラの終速が以外と低いのはそのためでしょう。

C/Dによると、0-160km/hや0-240km/hの加速タイムで、GRスープラはライバルに劣っています。
0-240km/hだとそれは顕著で、M2より3.2秒も遅いそうです。

C/Dは空力性能に原因があるのではないかと分析していますが、ギア比が低い、もしくはクロスレシオである可能性もあるでしょう。
GRスープラは低中速域を得意とする車なのかもしれません。

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ブレーキング性能

ブレーキング性能が低くては、せっかくの加速性能も宝の持ち腐れとなってしまいます。
GRスープラのブレーキング性能はどうでしょうか。

112km/h(70mph)から完全に停止するまでの距離を比べると、GRスープラは45.1m、718ケイマンGTSは43.6m、M2コンペティションは47.2m(いずれもC/Dのテスト値)でした。
フロントが軽く、ブレーキングで有利なミッドシップマシンのケイマンには劣るものの、M2には勝っています。

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スキッドパッドでの旋回性能

GRスープラはスキッドパッドにおいて、平均1.07Gという旋回Gを記録したそうです。

C/Dのテストでは、718ケイマンGTSは1.06G、M2コンペティションは0.99Gだったそうですから、スープラの旋回性能は非常に優れているといえます。
低中速の加速が良く、ブレーキングに優れたGRスープラは、テクニカルコースを得意とするハンドリングマシンなのでしょう。

Source: caranddriver.com

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GRスープラのコストパフォーマンス

GRスープラが、世界的に評価の高いライバルたちと比較しても、それに勝るとも劣らないスポーツカーであることはわかりました。
価格の面ではどうでしょうか。

GRスープラ(直6・3.0リッターモデル)の米国での開始価格は、49,990ドルからとなっています。
718ケイマンGTSが80,700ドル、M2コンペティションが59,895ドルなので、パフォーマンスだけで見れば、GRスープラはバーゲンプライスといえるでしょう。

GRスープラの日本価格はまだ発表されていませんが、ライバルとの価格差が米国と同等ならば、かなりお買い得なモデルだと思います。

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