ジムニーシエラ(JB74)をダカールラリー仕様に改造!

チューニング,自動車文化

ドイツのチューナーであるDELTA 4×4が、JB74型ジムニーシエラを使って、かつてのパリ・ダカールラリーに参戦したSJ20型ジムニー(輸出仕様はLJ80型と呼ばれた)を再現しました。
DELTA 4×4のオーナーであるJosef LoderとDr.Alois Schneckの2人が、1982年のパリダカで実際に乗った車を、JB74を使ってリバイバルしたのだそうです。

今回はラリー仕様となったジムニーの概要をご覧ください。


DELTA 4×4 ジムニー・パリダカール

DELTA 4×4が手がけたジムニーシエラ。

1982年のダカールラリー参戦車を、リバリーに至るまで完璧に再現している。

かつてのリバリーまで再現されたDELTAのジムニーシエラは、最低地上高がノーマルから50mm引き上げられています。
もちろん走破性を高めるためです。
車高をさらに30mm高めるスペーサーも用意されています。

ご先祖様との比較。現行型が大きく見える。

正面から。40年ほどの隔たりがある両車だが、コンセプトは変わっていない。

車高は50mmアップ。さらに30mm引き上げることも可能だ。

ホイールはDELTAオリジナルの「Legacy Forged」で、サイズは16インチです。
タイヤはミッキートンプソン Baja STZというオフロードタイヤで、こちらのサイズは285/75 R16となっています。

本格的なオフロードタイヤを履く。

運転席側(左ハンドル)のミラー前方、Aピラーの付け根には、PIAA製の補助ライトが装着されています。
バンパーに追加されたブル・バーは、EUの歩行者保護ガイドラインに適合しているそうです。

PIAAの補助灯は雰囲気抜群だ。

こちらはブル・バーを装着したモデル。

画像の車両には装着されていませんが、ルーフラックや2トンウィンチも装着可能なのだとか。
上記のパーツを全て揃えても8,520ユーロということで、価格の手頃さも魅力ですね。

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