Drako GTE 1,217馬力のスーパーEVなのに懐古主義!?

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ドラコ・モータースというシリコンバレーの企業が、GTEというEVを発表しました。
ベースはフィスカー カルマだそうですが、デザインや制御システムは別物となっています。

今回はドラコ GTEの概要をご覧ください。


ドラコ GTEの概要

EVのスーパーカーとしては珍しく、ドラコ GTEは既存のGTカーに近いデザインとなっています。
フロントにはエアインテークがありますし、かなりのロングノーズです。
一般的なEVはエンジンが無いことを活かしたキャブフォワードなデザインによって、室内空間を広く取るのが主流ですから、ドラコ GTEはかなり異質といえるでしょう。
「GTカーのエレガンスと官能性を組み合わせたデザイン」だと、プレスリリースには書かれています。

Drako GTE

エアインテークを備えたフロントフェイシア。ノーズも長い。

コーダトロンカスタイルのリア周り。全体として古典的なデザインモチーフが多い。

カーボンファイバーボンネットの下にあるのは、インバーターや3つの特大ラジエターです。
バッテリーは90kWhという大容量で、4つのモーターに電力を供給します。
AC充電ではオンボードの充電器(15kW)を使用しますが、DC急速充電ではChademoまたはCCSのいずれかの規格を使用でき、最大150kWまで対応できます。

ボンネットの下にはインバーター。

バッテリーは床下に収められているようだ。

最高出力は1,217ps、ホイールトルクは8,800Nmです。
ちなみにホイールトルクはその名の通り車輪で計測されるトルクなので、一般的なトルク値(エンジンやモーターで計測)とは異なります。
ホイールトルクはトランスミッションやファイナルギアの影響を受けているからです。

電気自動車なので、加速性能は相当なものだろう。

レーシーなシートが装着されている。

0-100km/hの数値は公表されていませんが、最高出力からすると相当なパフォーマンスであることは確実でしょう。
最高速は332km/hです。

オーリンズサスペンションやブレンボ製のカーボンセラミックブレーキなど、高級スポーツカーではおなじみの装備も装着されています。
ニュルブルクリンクで鍛えたという4輪トルクベクタリングシステムは、毎秒1,000回も計算を行い、ミリ秒単位の速度と精度でトルク配分を行えるそうです。
タイヤは21インチのミシュラン・パイロットスポーツ4Sを履いています。

トルクベクタリングを活かしたドリフトモードなどもあるようだ。

ブレーキはブレンボ製とのことだが、キャリパーにブレンボのロゴは入っていない。

ドラコ GTEの生産はすぐに開始されるそうです。
生産台数は限定25台で、価格は125万ドル(日本円で約1.33億円)からとなっています。
最初のデリバリーは2020年に行われる予定です。

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