プロドライブ P25 WRCファクトリー直系のレストモッド

チューニング

Prodrive P25 Prototype at Goodwood

かつてスバルのWRC活動を支えたプロドライブが、インプレッサ22Bのレストモッド「プロドライブ P25」を、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてお披露目されました。
今回はその概要をご覧ください。


プロドライブ P25の概要

エクステリア

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Prodrive P25 Prototype at Goodwood Front corner
プロドライブ P25

Prodrive P25 Prototype at Goodwood Front
インプレッサWRCと同じデザインのフロントバンパーを装着している。

Prodrive P25 Prototype at Goodwood Side
ホイールは19インチ化され迫力十分。ボディワークはカーボン製だ。

Prodrive P25 Prototype at Goodwood Rear corner
WRカーや22Bと同じく、P25もワイドボディ化されている。

Prodrive P25 Prototype at Goodwood Rear
アクラポビッチ製のチタンエキゾーストを装着している。

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インテリア

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Prodrive P25 Prototype at Goodwood Cockpit
P25のコクピット。パドルシフト化されているが、サイドブレーキは残されている。

Prodrive P25 Prototype at Goodwood Seat
スポーティーなシートが装着されているが、リクライニングは可能なようだ。

リアシート無しで発注することも可能で、その場合はロールケージを取り付けることもできるそうです。

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シャシー

ベースとなっているのは2ドアのGC8・インプレッサWRXですが、前後バンパー、ルーフ、ボンネット、前後フェンダー、トランクリッド、そしてリアウイングなどは、全てカーボンファイバー製です。そのため車重は1,200kg未満に抑えられています。

ダンパーはビルシュタイン製。ブレーキはAP Racing製で、フロントは380Φのディスクに6ピストンキャリパーの組み合わせ、リアは350Φのディスクに4ピストンキャリパーの組み合わせです。
ホイールはプロドライブ製の19インチで、タイヤは235/35のブリヂストン・ポテンザとなっています。

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パワートレイン

オリジナルの22Bは2.2リッターでしたが、P25のエンジンは2.5リッター・水平対向6気筒です。
ピストン、コンロッド、シリンダーライナー、バルブトレインなど、内部コンポーネントは完全に新設計されています。
これにギャレット製ターボチャージャーとアクラポビッチ製チタンエキゾーストを組み合わせて、最高出力400ps以上、最大トルク600Nmを発生します。

トランスミッションは6速セミオートマチック。シフトチェンジにかかる時間はわずか80ミリ秒です。パドルシフトで変速しますが、サイドブレーキは残されています。
ローンチコントロールも搭載されており、1速から3速までを自動で変速。3.5秒以下で0-100km/h加速をこなします。
ディファレンシャルは、前後にリミテッドスリップデフを搭載。センターデフはアクティブ化されています。

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価格・発売日

価格は460,000ポンド(約7609万円)です。生産台数は25台限定となります。

プロドライブ P25は、2022年末までにデリバリーを開始する予定です。

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