トヨタ bZ3 EVセダンの姿が明らかに

トヨタの新車情報

Toyota bZ3 Prototype Side

トヨタが中国の行政機関であるMIIT(工業情報化部)に提出した、bZ3の画像が明らかになりました。
bZ3はEVセダンですが、モーターやバッテリーはトヨタ製ではなく、BYDのものが使われていると考えられています。

今回はbZ3の最新情報をご覧ください。


bZ3の最新情報

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

Toyota bZ3 Prototype Front
トヨタ bZ3。デザイン言語はbZ4Xに使われた最新のものだ。

Toyota bZ3 Prototype Nose
赤丸はカメラやセンサーの位置を表しているのだろうか。

Toyota bZ3 Prototype Front window
フロントウィンドウのカメラ位置にも赤丸が記されている。

Toyota bZ3 Prototype Side
側面から見るとプリウスのようなフォルムだが、全長はbZ3の方が155mmも大きい。フラッシュドアハンドルにも注目。

Toyota bZ3 Prototype Side mirror
サイドミラー下部にもカメラがついている。

Toyota bZ3 Prototype Wheel
ホイールはbZ4Xと異なるデザイン。

Toyota bZ3 Prototype Roof
サンルーフはこんな感じに開く。スライディングルーフにすると室内高を圧迫するためだろう。

Toyota bZ3 Prototype Rear
カットラインからすると、リアウィンドウ部分ごとガバッと開く感じだ。

ボディサイズ

寸法と重量
全長(mm) 4,730
全幅(mm) 1,840
全高(mm) 1,480
ホイールベース(mm) 2,880
車重(kg) 2,215

全長とホイールベースは、bZ4Xよりも長くなっています。一方、全幅はbZ4Xに対してわずかに狭く、全高は170mmも低いです。

目次に戻る

パワートレイン

モーターはTZ200-XS022と呼ばれるもので、BYDの電動パワートレイン部門であるFudi Powerが製造したものです。
最高出力は135kW(184ps)と180kW(245ps)の2種類。駆動方式は後輪駆動です。

バッテリーもFudi Power製で、リン酸鉄リチウムイオン電池が搭載されます。バッテリー容量は判明していませんが、bZ4X(71.4kWh)と同等以上になると思われます。少なくとも、bZ4Xを大きく下回ることはないでしょう。

目次に戻る

価格・発売日

価格と発売日に関する情報はまだありませんが、画像を見る限り開発は既に完了しているので、デビューは近いと考えられます。とはいえbZ3が日本市場に導入されるかは不明です。中国ではセダン人気が根強いものの、日本ではセダン市場は長年冷え込んでいます。あのクラウンすらSUVになったわけで、規模が小さいEV市場に、ただでさえ売れにくいセダンを投入してくるとは考えづらいです。bZ3はおそらく中国専用車種になるのではないでしょうか。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。