ホンダがシビックタイプRをピックアップトラックに改造!?

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ホンダシビックタイプRをピックアップトラックにしたコンセプトカーを製作しました。
字面だけ見てもピンとこないと思いますが、ともかくFF最速のホットハッチを、ピックアップトラックに改造してしまったのです。

今回はシビックタイプR・ピックアップトラック・コンセプトの概要についてです。


シビックタイプR・ピックアップトラック・コンセプト

改造を行ったのは、ホンダ・オブ・ザ・UK・マニュファクチャリング(HUM)のプロジェクト・エンジニアリング部門に所属するスペシャル・チームだそうです。
おそらく社内の有志チームだと思われます。

この角度からだと普通のシビックタイプRに見えるが……

「イギリスの道路上で最も速いピックアップトラック」を目指して作られたというこの車のベースとなったのは、プリプロダクション(量産試作)仕様のシビックタイプRなのだそうです。

後ろ半分がトラックの荷台に改造されている。

このピックアップトラック・コンセプトは、社内で「プロジェクトP」と呼ばれていました。
プロジェクトPは、Bピラーから後方をトラックの荷台に改造されています。
そのため後部座席とラゲッジスペースは失われました。

面白いのは、リアハッチの下半分が丸々残されていることです。
それによってタイプRの象徴的なリアウイングも残されており、真後ろから一目見ただけでは、ピックアップトラックだとわからなくなっています。

芝刈り機のエンジンも搭載可能だ。

パフォーマンスは健在

ピックアップトラックになったとはいえ、0-100km/hは6秒以下最高速は265km/hと、そのパフォーマンスはタイプRの名に恥じないものです。

ちなみにベースとなったハッチバックのシビックタイプR(FK8型)は、0-100km/hが5.7秒、最高速は272km/hとなっています。
ピックアップトラックになっても、パフォーマンスはそれほど落ちていないようです。

ちなみにプロジェクトリーダーのAlyn James氏によると、FFピックアップトラック最速の称号を手に入れるべく、ニュルブルクリンクに持ち込むことも検討しているのだとか。
FFホットハッチ最速に続く、2冠達成となるのでしょうか。

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