スーパーレッジェーラ・エアロ3 アルファロメオをインスパイアしたコーチビルト

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イタリアのコーチビルダーであるカロッツェリア・トゥーリング(Carrozzeria Touring)が、アルファロメオをインスパイアした「スーパーレッジェーラ・エアロ3」というモデルを発表しました。
ベースとなっているのはフェラーリ F12ベルリネッタです。

今回はトゥーリング スーパーレッジェーラ・エアロ3の概要をご覧ください。


スーパーレッジェーラ・エアロ3の概要

エクステリア

スーパーレッジェーラ・エアロ3

フロントマスクはアルファロメオをインスパイアしたデザイン。

背びれが最大の特徴だが、空力的な効果は無いという。

キャビンが極端に絞り込まれているため、リアフェンダーのワイド感が強調されている。

リアウィンドウが無いのでインパクトは抜群。巨大なディフューザーも印象的だ。

大きな背びれ(シャークフィン)が特徴ですが、トゥーリングによると空力的な効果は無く、あくまで往年のトゥーリングを想起させるアイコンなのだそうです。最も効率的な車を作ることは目標としておらず、最も美しい車を作ることが目的なのだとか。

ボディワークはカーボン製なので、車体の全長が約178mmも増加しているにもかかわらず、車重は1,642kgに抑えられています。

画像の個体は、顧客の要望に応じてストラトスフィア・レッドに塗装されています。
19という車番は1938年のル・マン24時間レースに参戦したアルファロメオ 8C 2900B ベルリネッタ エアロディナミカ(この車両のボディもトゥーリングが製作した)にちなんだものです。そのためレースの雰囲気を感じさせる加飾が各部に施されています。

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インテリア

スーパーレッジェーラ・エアロ3のインテリア。ダッシュボードはベース車と同じに見える。

センターコンソールはトゥーリング仕様に変更されている。

ヘルメット置き場も用意されている。

表皮や加飾はトゥーリング仕様に変更されていますが、ダッシュボードのデザインなど、基本的にはベース車であるF12ベルリネッタのデザインが踏襲されています。

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パワートレイン

エンジンやギアボックスの仕様は、F12ベルリネッタから変更されていません。
6.3リッター・V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最高出力740ps・最大トルク690Nmを発生します。
トランスミッションは7速DCTです。

パフォーマンスは、0-96km/hが3.1秒、最高速は340km/hとなっています。

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価格・発売日

オーダーは既に受け付けています。
生産台数は限定15台で、3台が販売済みです。

価格は未公表ですが、こういう車は顧客の要望次第でいくらでも価格が変動するので、公式な価格はあって無いようなものでしょう。
ちなみに全ての車に2年間の保証が付くそうです。

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