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マクラーレンP1 LMがニュルブルクリンク最速に挑む

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2016/11/03

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ニュルブルクリンク市販車最速の称号を巡り、マクラーレンP1が再び"グリーンヘル"に姿を現します。サーキット専用の「マクラーレンP1 GTR」を公道走行可能にした「マクラーレンP1 LM」で、ニュル最速に挑むようです。

画像の出典: motorauthority.com

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マクラーレンP1 LMとは?

マクラーレンP1→P1 GTR→P1 LMという流れでモディファイされているので、順を追って説明します。

マクラーレンP1

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画像の出典: netcarshow.com

マクラーレンP1は、約1億円のスーパーカーとして話題になりました。F1のKERSに似たモーターアシストシステムを搭載しており、アシスト時の最高出力は916psを誇ります。DRSやブレーキステア(MP4-13が98年の開幕戦のみ使用)など、F1由来の技術が数多く用いられているのが特徴です。

マクラーレンP1 GTR

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画像の出典: netcarshow.com

サーキット専用車両のP1 GTRは、30台限定で販売されました。モーターアシスト時の最高出力が1000psにまで高められています。ワイドボディ化されただけでなく、エアロダイナミクスも見直され、大型化されたリアウイングも固定式です。

P1 GTRの価格は3億5000万円。ドライバートレーニングやサーキット走行などの特別なプログラム込みの価格だそうです。

マクラーレンP1 LM

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リア周りはP1 GTRそのままだ。

画像の出典: motorauthority.com

P1 GTRを公道走行可能(ストリートリーガル)に仕立て直したのが、P1 LMです。6台のみが製作されます。

P1 LMを製作したのはマクラーレンではなく、ランザンテ・モータースポーツというイギリスの会社です。彼らはクラシックカーのレストアや、モータースポーツ関連のサービスをしています。

1995年に国際開発UKレーシング・マクラーレンF1 GTR(JJ・レート、関谷正徳、ヤニック・ダルマス組)がル・マン24時間レースを制覇したとき、そのマシンをオペレーションしていたのがランザンテ・モータースポーツだそうです。

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かつてランザンテは、マクラーレンF1 GTRを公道走行可能にした「F1 LM」という車を販売したことがあります。「P1 LM」は、そのリバイバル版というわけです。

P1 LMがニュルに挑む理由

実はマクラーレンP1(GTRではない標準車)は、2013年にニュルブルクリンクでタイムアタックを行っています。このときマクラーレンは「7分を切った」と発表したのですが、肝心のアタックラップを収めた映像はついに公表されませんでした。そのためP1には、「本当に7分を切ったのか?」という疑いの目を向けられているのです。

P1 LMがニュルに挑むのはあくまで開発が主眼で、タイムアタックが目的ではないといいます。しかしテストドライバーにケニー・ブラック(1999年のインディ500ウィナー)を起用しているのを見ても、彼らが本家マクラーレンP1の疑惑払拭を考えているのは明らかです。

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マクラーレンP1 LMのライバルたち

ニュルブルクリンクで7分切りを果たしたマシンと、今後そのタイムを更新するであろう有力な候補をまとめてみました。

市販車のニュルラップタイムTOP3

ポルシェ・918スパイダー

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画像の出典: netcarshow.com

2013年に6分57秒を記録した918スパイダーは、プラグインハイブリッドのスーパーカーです。モーターアシスト時の最高出力は880ps。市場ではプレミアがついており2億円以上もするそうです。

ラディカル・SR8-LM

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画像の出典: bridgetogantry.com

2009年に6分48秒という驚異的なタイムを記録したラディカルSR8-LMは、こんな見た目ですが公道走行可能な「市販車」です。

SR8-LMには、スズキ・ハヤブサの1300ccエンジン2つをつなげた、最高出力460psのラディカル社製のV8が搭載されています。それでいて車重は650kgしかありませんから、圧倒的なパフォーマンスを発揮できるわけです。

パガーニ・ゾンダR

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画像の出典: netcarshow.com

2010年に6分47秒を記録し、現在もニュルブルクリンクで市販車最速の座に君臨するのが、パガーニ・ゾンダRです。

750ps、ドライウェイト1070kgというスペックでニュル最速の称号を手に入れたゾンダRですが、サーキット走行専用車であるため、ストリートリーガル最速ではありません。

レコード更新が期待できる新型車たち

ラディカル・RXCターボ500

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画像の出典: digitaltrends.com

イギリスのevoマガジンのサーキットテストでは、マクラーレンP1よりも速かった「RXCターボ500」です。クローズド・プロト風の外観ですが、公道走行可能な車となっています。

エンジンはフォード・エコブーストV6 3.5Lですが、ツインターボにより最高出力は530psにアップ。7速シーケンシャルトランスミッション(パドルシフト付き)を介し、後輪を駆動します。

この車の最大の武器は、空力です。最高速時に900kgものダウンフォースを発生するのですから、まさに「公道を走るレーシングカー」と言えます。

ケーニグセグ・One:1

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画像の出典: netcarshow.com

スウェーデンのケーニグセグが7台限定で生産したメガ・カーが、ケーニグセグ・One:1です。最高出力が1メガワット=1360psなので、メガ・カーと呼ばれています。名前の「One」も1メガワットに由来するそうです。

ニュルブルクリンクでも怒涛のパワーで他車を圧倒するはずだったケーニグセグ・One:1ですが、ABSセンサーの故障で残念ながらクラッシュしてしまいました。7台しかないので修復するそうですが、再アタックするかは未定です。きっちり走りきれればとんでもないタイムが出そうなのですが……。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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