ジープ・ユントゥ(Yuntu)コンセプト 3列シートの新型SUVは市販化の可能性大

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ジープの3列シートSUVコンセプト「ユントゥ」が、上海オートショーで発表されました。
ジープの伝統的な意匠を用いながらも、未来的なデザインに仕上がっています。
今回はユントゥの概要についてお伝えします。


エクステリア

ややボルボっぽいデザイン。

ジープのアイデンティティとも言える「7スロットグリル」は健在。ワイルドさの象徴のようなグリルですが、スリークなLEDヘッドライトと組み合わせることで、先進的で洗練された顔つきに変貌を遂げています。

リア周りはボクシーなスタイルですが、尻上がりなウエストライン(サイドウィンドウ下端のライン)やフェンダー、そして上下幅の薄いLEDテールライトなどの効果により、引き締まった印象です。

ユントゥのデザインは、このまま市販されてもおかしくないほど完成度の高いものです。ただし観音開きドアだけは、流石にコンセプトカーだけの装備でしょうね。

ちなみにユントゥのボディサイズは、グランドチェロキーよりも大きくなりそうです。

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インテリア

最近は液晶化されたメータークラスターがトレンドですが、ユントゥの場合はそれをさらに推し進め、メーター、センターコンソール、そしてダッシュボードまでをも貫く、横長の大型OLEDディスプレイが採用されています。

さらにはシート背面に2つずつ、計8つのエンターテイメントシステム用OLEDディスプレイが装着されており、2・3列目に座る4人の乗客を退屈させることはありません。

ユントゥという車名は、中国語で雲に由来するとか。なので浮遊感のあるインテリアになっている。

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パワートレイン

上海オートショーでは、ユントゥのエンジンやトランスミッションについて明らかにされませんでしたが、PHEVになることは確実なようです。

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市販の可能性

ユントゥは中国のGAC-フィアット合弁会社で生産することを念頭に置いているそうです。
市販される可能性はかなり高いと言えるでしょう。

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