新型ジープ・コンパス 2017年モデルの燃費・スペック・価格 兄貴分のチェロキーを越えた?【10/31更新】

Jeepの新車情報

昨年のLAオートショーで発表された新型ジープ・コンパスが、日本でも発売されました。

コンパスはミッドサイズSUVのチェロキーと、サブコンパクトクラスのレネゲードの中間に位置するモデルです。

以前はコンパスとほぼ同サイズの「パトリオット」というSUVがあったのですが、今回のフルモデルチェンジでコンパスと統合されました。

このページでは第2世代となるコンパスのスペックや燃費、価格などをまとめましたので、ぜひご覧ください。

更新情報

日本仕様が正式発表されたため、それに合わせて記述内容を修正・追記しました。(2017/10/31)

画像の出典: netcarshow.com


新型ジープ・コンパスのエクステリア

「ラティチュード」グレードの外観。グランドチェロキー顔になった。
キックアップするウエストライン(窓の下端のライン)が特徴的。
リアウィンドウの上下幅が狭い。テールライトはLEDだ。

ボディサイズ

寸法(mm)
全長 4400
全幅 1810
全高 1640
ホイールベース 2635

目次に戻る

新型ジープ・コンパスのインテリア

タッチスクリーンのサイズは最大8.4インチ。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応。
メーターの間にも7インチディスプレイが追加された。
スポーティな形状のシート。
リアシートはいたってコンベンショナルなものだ。
ラゲッジスペースは770-1693Lと、チェロキー以上の大容量を誇る。

「ロンジチュード」や「リミテッド」といった上級グレードには、8.4インチモニタが装備されます。
インフォテイメントシステムは、第4世代の「Unconnect」に進化し、Apple CarPlayAndoroid Autoにも対応しました。
これによりスマートフォンとのコネクティビティも向上しています。

目次に戻る

新型ジープ・コンパスのシャシー

新型コンパスの「スポーツ」や「ロンジチュード」「リミテッド」といったグレードは、基本的にはオンロード向きに作られています。

もしオフロード走行をする機会が多いなら、「トレイルホーク」を購入した方がよいでしょう。最低地上高が25ミリ高く、アプローチアングル/ディパーチャーアングルも大きく設計されており、ローレンジやオフロード走行に対応したタイヤ、スキッドプレートなどが装着されているからです。
ただしトレイルホークが日本市場に導入されるかは不明です。

ジープ・コンパス・トレイルホーク

安全装備に関しても抜かりはなく、プリクッシュブレーキやアダプティブクルーズコントロール、パーキングアシストなどが装着されています。

目次に戻る

新型ジープ・コンパスのエンジン

新型コンパスは、2.4L・直列4気筒「タイガーシャーク」エンジンのみのラインナップです。

タイガーシャーク・エンジンは、175ps・229Nmを発生します。
車重が1444〜1648kgもあるSUVのエンジンとしてはいささか心許ない数字ですが、9速ATが加速力をカバーしてくれるはずです。

アメリカでは6MTがFFと4WDの両方に設定されますが、日本仕様はFF+アイシン製6速ATと、4WD+ZF製9速ATのみとなるはずです。

燃費

実燃費に近いといわれる米国EPA燃費では、都市9.8km/L、高速13.6km/L、複合12.8km/L(FF 6速MT)という数値です。
このクラスのSUVとしては悪くないと思います。

ちなみに4WD 9速ATモデルのEPA燃費は、都市9.4km/L, 高速12.8km/L, 複合10.6km/Lです。9速ATのおかげなのか、4WDなのに街乗りでの燃費低下が少ないですね。

目次に戻る

新型ジープ・コンパスの価格・発売時期

新型コンパスは2017年10月30日に、日本でも発売となりました。

「スポーツ」の最安モデル(FF 6速MT仕様)は、米国価格で22,090ドルです。
$1=¥110換算で、約243万円となります。

ただし6速MTは日本仕様には設定されないはずですから、日本での最低価格はもう少し高くなるでしょう。
オフローダーライクな「トレイルホーク」は29,690ドル(約327万円)、4WD+9速ATを搭載する最上級グレードの「リミテッド」は30,090ドル(約331万円)です。

日本価格はスポーツが323万円、ロンジチュードが351万円、リミテッドが419万円となっています
米国価格と比べると、やはりちょっと高いですね。
また、日本では装備充実のお得仕様である「ローンチエディション(100台限定)」が、429万円で販売されます。

ちなみに右ハンドル仕様車は、インドでの生産となります。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。