T32エクストレイル マイナーチェンジ後の新型はディーゼル追加、プロパイロット装備【6/3更新】
日産エクストレイルがマイナーチェンジされます。
新型は顔つきが変わるだけでなく、インテリアもデザインが変更され、さらにはプロパイロット(自動運転)が搭載される予定です。
今回は新型エクストレイルの画像を交えつつ、マイナーチェンジの内容についてお伝えします。
更新情報
日産ローグ(米国版エクストレイル)だった画像を、欧州仕様の新型エクストレイルに差し替え、最新情報に合わせて記述を追加しました。(2017/06/03)
エクストレイルのマイナーチェンジ内容
エクステリア
ボディカラーには、「オレンジパール」「レッドパール」「ブルーパールメタリック」「ダークブラウンパール」という4色が追加されます。
インテリア
3スポークのステアリングは、よりスポーティーなDシェイプに変更です。センターコンソールの両サイド(膝が当たる部分)やグローブボックスにも、新たにソフトパッド(おそらく合皮)が追加されています。
オプションリストには、新たに8スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムが追加されました。新型マーチにもBOSEがオプション設定されていますし、日産はサウンド環境の改善に力を入れているようです。
安全装備
レーンキープアシスト(日産名:レーン・ディパーチャー・プリベンション, LDP)とアダプティブ・クルーズコントロール(日産名:インテリジェントクルーズコントロール, ICC)がそれぞれ追加されます。
ICCは全車速追従機能付きなので、渋滞時に便利です。今回のマイナーチェンジにより、安全装備はほぼパーフェクトといえる内容になったといえるでしょう。
また、プロパイロット(自動運転)の搭載が確実視されています。
内容的には日産・新型セレナと同じものですが、高速道路での疲労軽減に一役買ってくれるはずです。
2.0リッターディーゼル追加の可能性
2016年10月のパリ・モーターショーにおいて、日産・ヨーロッパ・イーストのバイス・プレジデントであるジェームズ・ライト氏が、エクストレイルに2.0Lディーゼルが追加されるとコメントしました。新型エンジンはEuro6規制をクリアすべく現在開発中のようです。
ヨーロッパにおけるエクストレイルの現行エンジンラインナップは、130psの1.6Lディーゼル(ルノーのR9M型)と、160psのガソリン直噴ターボ(MR16DDT)の2つなので、日本とは状況が異なりますが、ライバルのキア・ソレントやヒュンダイ・サンタフェ、シュコダ・コディアックなどが軒並み190ps前後のディーゼルエンジンを投入してきたため、エクストレイルも対応しないわけにはいかないようです。
新型の2.0Lディーゼルが日本に投入されるかどうかは不明なものの、新型ディーゼルエンジンがEuro6規制をクリアできれば、日本の規制も問題なくクリアできるはずなので、日本におけるエクストレイル・ディーゼルの復活もあり得ると思います。
旧T31型エクストレイルのクリーンディーゼル車の人気は根強く、中古市場でも高値で取引されています。マイナーチェンジ後にディーゼルが追加されれば、人気爆発間違い無しだと思うのですが……。
新型エクストレイルの価格
マイナーチェンジ後の日産・ローグ(米国版エクストレイル)の価格が明らかになりました。グレードは「ローグ S」が日本仕様の「エクストレイル20S」、「ローグ SV」が「エクストレイル20X」、「ローグ SL」が「エクストレイル20Xt」だと読み替えれば、当たらずといえども遠からずだと思います。
グレード | 価格($) | 価格(万円) |
---|---|---|
S 2WD | 23,820 | 247.7 |
S 4WD | 25,170 | 261.7 |
SV 2WD | 25,240 | 262.4 |
SV 4WD | 26,590 | 276.5 |
SL 2WD | 29,960 | 311.5 |
SL 4WD | 31,310 | 325.6 |
$1=¥104で換算。
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