BMW M4 CSL GTSをさらに過激化!? CSLはまるでレーシングカー!【7/3更新】

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BMW M4 GTSといえば、ただでさえ速いM4を、BMW自らがハードチューニングしたモデルでした。
2015年に発表されたM4 GTSは700台限定で生産され、販売はすでに終了しています。

ところがBMWは、さらにアグレッシブなエアロを装着したM4 GTSを公道でテストしているようです

BMWがこの開発車両を走らせている目的はわかりません。
しかしサーキット走行をターゲットにした限定モデルを、BMWが今後追加する可能性が出てきました。
次期M4は2020年ないし2021年まで登場しないので、現行F82型M4のトリを飾るスペシャルモデルになるかもしれません。

この過激なエアロを纏ったM4 GTSの正式名称が、「M4 CSL」になる可能性があります。
CSLは「Coupe Sport Lightweight」の略です。
CSLのバッジが付く車は、E46 M3のときに1,400台だけ限定生産されました。

今回はM4 CSLの開発車両と、以前販売されたM4 GTSとの違いを検証します。

更新情報

車名を「M4 CSL」に修正し、動画を追加しました。(2018/07/03)


BMW M4 GTS(F82)とは?

M4 GTS(2016)

BMW M社がモータースポーツ仕立てにしたM4が「M4 GTS」です。
フロントスプリッターや角度調整可能なリアウイングなど、スタンダートなM4との違いは一目瞭然です。

違いは見た目だけではありません。
エンジンはウォーターインジェクションを追加して500ps を達成していますし、リアシートは軽量化のために除去され、ロールケージに変わっています。

これらの変更によりM4 GTSは、ニュルブルクリンクにおいて7分28秒というラップタイムを記録することができました。
これはスタンダードなM4のタイムを30秒近くも上回るものです。

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過激なエアロのM4 CSL

さらにレーシーになったM4 GTSが公道でテストを開始した。

フロントフェンダー上部にルーバーが追加されている。

フロントフェンダー後部や、サイドステップも変更されている。

リアウイングとトランクリッドスポイラーはさらに大型化された。
画像の出典: autoguide.com

レーシングカーのようなエアロですが、本当にレーシングカーならば公道でテストする必要がありません。
やはり市販を前提としたモデルだと思われます。

M4 GTSとの比較画像

スプリッターが拡大され、カナードも付いたM4 CSL。

こちらは2016年モデルのM4 GTS。

M4 CSLのサイド。

2016年モデルのサイド。

M4 CSLのフロントフェンダー。リベット止めされている部分があるので、まだ暫定仕様かもしれない。

M4 CSLの後部側面。車高がすさまじく低い。

M4 CSLのリア。ディフューザーがえげつない。

M4 GTS 2016年モデルのリア。CSLを見た後だと、おとなしめに見えるから不思議だ。

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動画


ニュルブルクリンクの走行シーンを含む動画です。
コーナリング時のロールが少なく、足回りがかなり硬めであることがわかります。
排気音が小さめなのは、音量をわざと抑えている可能性が高そうです。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。