ポルシェ 718ケイマン GT4 RSがニュルで驚異的なラップタイムを記録!
ポルシェ 718ケイマン GT4 RSが、ニュルブルクリンクで7分04秒511(20.6kmのコース設定)を記録しました。
これは718ケイマン GT4より23.6秒も速いタイムです。
今回はアタックラップのオンボード映像と、アタック車両の概要をご覧ください。
718ケイマン GT4 RSのニュルタイムアタック
718ケイマン GT4 RSは、20.6kmのコース設定(スタートとゴール地点が異なるもの)で7分04秒511、20.832km(スタートとゴールが同一)では7分09秒300というタイムを記録しました。
Wikipediaのニュルブルクリンクラップタイム一覧表を見ると、718ケイマンGT4 RSは、メルセデスAMG GT R Pro(7分04秒632; 20.6km)やマクラーレン 720S(7分08秒34; 20.6km)といったスーパーカーを上回ったことになります。
アタック車両には、市販時にオプション設定されるミシュラン パイロットスポーツカップ2Rタイヤが装着され、レーシングシートも装備されていましたが、それ以外は市販車両の標準状態と重量が維持されていたそうです。
また、アタック車両のギアボックスはPDKでしたが、市販車にはMTが用意されるかもしれません。
エンジン等の詳細はまだ伏せられたままですが、4.0リッター・水平対向6気筒ガソリン自然吸気が搭載されていることは間違いありません。
最高出力は500psをわずかに上回る程度だと見られています。
718ケイマン GT4 RSの開発に500時間以上を費やし、ラップタイムを記録したヨルグ・ベルグマイスターは、「ゴーカートのように軽快でありながら、レーストラックでの安定性とバランスが非常に優れています。718ケイマン GT4 RSは、ポルシェがこれまでに開発した車の中で最もシャープな車の一つです」と述べています。
オンボード映像からもトラクションのかかりが良いことが見て取れますし、パワーデリバリーも優れているように見えます。エンジンレスポンスはさながらレーシングカーのようです。
718ケイマン GT4 RSは、2021年11月にワールドプレミアされます。
価格や発売日に関する情報はその際にアナウンスされるでしょう。
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