ポルシェ タイカン ターボGT 1000馬力オーバーのスーパーEV!

Porscheの新車情報

Porsche Taycan Turbo GT

ポルシェタイカン ターボGTを発表しました。ニュルブルクリンクで量産EVのコースレコードを更新したモデルです。最高出力は何と1,034psに到達しています。

今回はタイカン ターボGTの概要をご覧ください。


タイカン ターボGTの概要

エクステリア

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Porsche Taycan Turbo GT Front
ポルシェ タイカン ターボGT。エアロブレード付きのフロントスポイラーが装着された。

Porsche Taycan Turbo GT Side
写真のモデルはヴァイザッハ・パッケージ装着車。後席部分に斜行バーが見えるので、2シーターのようだ。

Porsche Taycan Turbo GT Rear end
通常モデルのターボGTにも、リアスポイラー部分にカーボン製のガーニーフラップが追加されている。

Porsche Taycan Turbo GT Rear wing
ヴァイザッハ・パッケージ装着車のリアウィング

Porsche Taycan Turbo GT Rear
ヴァイザッハ・パッケージは最大220kgのダウンフォースを発生する

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インテリア

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Porsche Taycan Turbo GT Interior
内装はRace-Texのブラックレザートリムが標準

Porsche Taycan Turbo GT Seats
軽量なカーボンバケットシートを標準装備している

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シャシー

Bピラーのトリムやドアミラーのアッパーシェル、サイドスカートなどがカーボンファイバーに置き換わっています。また、カーボン製のフルバケットシート、軽量なラゲッジコンパートメント、テールゲートの電動ソフトクローズ機能の省略など、数々の軽量化を行うことで、タイカン ターボS比で最大75kgもの軽量化を果たしています。

サスペンションは専用チューニングを施したポルシェ・アクティブライド・サスペンションを装備。ホイールは21インチの軽量な鍛造品で、リリーフ加工が施されており、ブレーキの効果的な換気を実現しています。そのブレーキは、PCCB(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)をベースに軽量化したもので、2kg以上の軽量化を達成。キャリパーはヴィクトリー・ゴールドで塗装されています。

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パワートレイン

パルスインバーターが強化されました。タイカン ターボGTでは、リアアクスルに最大900アンペアのパルスインバーターが採用されています。効率を高めるため、パルスインバーターの半導体材料にシリコンカーバイド(SiC, 炭化ケイ素)を使用。ちなみにタイカン ターボSのパルスインバーターは600アンペアでした。
パルスインバーターの強化により、スイッチング損失が減少した他、より高い周波数でのスイッチングが可能になりました。

タイカン ターボGTは通常時に580kW(789ps)を発生します。ローンチコントロール使用時には760kW(1,034ps)にアップ。その²秒後には最大815kW(1,108ps)まで出力が増加します。最大トルクは1,340Nmとなっており、こちらも驚異的です。
パフォーマンスは、0-100km/hが脅威の2.3秒。ヴァイザッハ・パッケージ装着車なら、さらに速く2.2秒になります。0-200km/hは6.6秒、ヴァイザッハ・パッケージ装着車で6.4秒です。最高速はそれぞれ290km/h、305km/hとなっています。航続距離は最大555kmです。

他モデルのタイカンにはプッシュ・トゥ・パス機能が搭載されていますが、ターボGTではアタックモードにアップグレードされています。プッシュ・トゥ・パスと比較して、アタックモードではブーストパワーが50kW(68ps)アップしました。また、アタックモードはステアリングボスのすぐ横にあるスイッチだけでなく、ステアリング右側のパドルでも作動/解除が可能です。ちなみに左側のパドルでは回生レベルを設定できます。

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価格・発売日

日本国内の価格は31,320,000円です。

タイカン ターボGTは、2024年春からデリバリーが開始されます。

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