日産C27セレナの評価・口コミ 高速ニコニコ下道イライラ

ニッサン車の評価・口コミ

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C27型にフルモデルチェンジした日産セレナは、ライバルのノア/ヴォクシーやステップワゴンとは異なり、ヤンキー系のギラついた感じがありません。デザインの完成度は、Mクラスミニバン3車のうちでも最も高いといえると思います。

しかし新型セレナの目玉は、なんといっても自動運転のプロパイロットでしょう。シートアレンジも多彩ですし、このセグメントのミニバンを研究し尽くした感があります。

そんな隙の少ない新型セレナですが、弱点が無いわけではありません。ステップ高の高さや走りの質感など、ライバルの進化に置いてけぼりを食らっている部分もあります。詳しくは以下の口コミまとめでご確認ください。

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日産セレナ(C27)の評価・口コミまとめ

ネット上のユーザーレビューをまとめたものです。情報の真偽に関しては必ず確認するようにしていますが、正確性を保証するものではありません。また、評価にはユーザーごとの個人差があることを、あらかじめご了承ください。

エクステリア

セレナのエクステリア ここがイイ!

  • かっこいい。とくにハイウェイスター。
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    nissan-serena-c27-hs-exterior-right-rear

    画像の出典: autoc-one.jp

  • ハンズフリーオートスライドドアは便利。

セレナのインテリア ここがダメ!

  • LEDヘッドライトがオプション
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    LEDヘッドライト装着車

    画像の出典: car.watch.impress.co.jp

  • ブレーキランプがいまだに電球
  • バックドアオートクロージャーが廃止されたのは痛い。
  • デュアルバックドアは背が低いと手が届かない。
  • ステップがあるので、お年寄りや子供は乗り降りしづらい。

バックドアオートクロージャーが廃止されたのは、デュアルバックドアになったためだと思われます。これじゃあ便利になったのか不便になったのかわかりませんね。

ステップに関しては「あっても気にならない」という意見と、「やっぱり乗り降りしづらい」という意見が半々だったのですが、ライバル2車がノンステップなので、欠点の方にカウントしました。

インテリア

セレナのインテリア ここがイイ!

出来の良いシート&シートアレンジ
  • シートのクッションが厚めで、座り心地が最高
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    プレミアムインテリアのシート。

    画像の出典: autoc-one.jp

  • 2列目シートが690mmもスライドできる。広くてテーブルもあるので、リビング感覚で使える。
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    オプションの超ロングスライドシートは、左右にもスライド可能。

    画像の出典: car.watch.impress.co.jp

  • 3列目も120mmのロングスライド。ライバルより40〜80mm長い。
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    画像の出典: car.watch.impress.co.jp

  • シートアレンジが豊富だし、座席も軽々と動かせる。「スマートマルチセンターシート」がすごく便利。アームレストも布張りになって質感アップ。
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    画像の出典: www2.nissan.co.jp

質感と使い勝手が向上
  • C26と比較して、インパネなどの高級感が上がった。プレミアムインテリアが54,000円と良心的な価格なのもうれしい。
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    画像の出典: autoc-one.jp

  • テーブルのトレー形状が改良され、使いやすくなった。
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    画像の出典: car.watch.impress.co.jp

  • 小物収納が豊富。

セレナのインテリア ここがダメ!

多彩なシートアレンジの代償
  • 2列目をキャプテンシートにすると、肘掛けが無くなってしまう。(肘掛けの役割もあるスマートマルチセンターシートを1列目に移動させるため)
  • 3列目を最後方までスライドさせていると、バックドアが閉まらない。
  • 足元がシートレールだらけ。つまづいて転びかけた。
便利装備だが……
  • デュアルバックドア内側のハンドルが邪魔で狭く感じる。
  • 2・3列目シートのロングスライドやドリンクホルダー、テーブルなどは「快適パック」というオプション扱いになっている。

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ナビ・電装系

セレナのナビ・電装系 ここがイイ!

  • アラウンドビューモニターがナビと独立している(メーター内7インチディスプレイに表示可能)なので、社外ナビを選ぶデメリットが無くなった。
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    メーター横のモニタで周囲を確認できる。

    画像の出典: www2.nissan.co.jp

  • 快適パックでUSBを増設(セカンド×2・サード×2)できるのが良い。

セレナのナビ・電装系 ここがダメ!

  • ナビの音声認識がゴミレベル
  • アラウンドビューモニターがメーター内7インチディスプレイの画面サイズいっぱいには表示されない。

他社の場合だと、メーカーもしくはディーラーオプションナビでなければ車載機能の数々が使えないものがほとんどですが、アラウンドビューモニターがメーター内ディスプレイに表示できるセレナは、ナビ選択の幅が広いです。

ただし「日産オリジナルナビ取付パッケージ(ステアリングスイッチなど)」が対応しているのは、ディーラーオプションナビのみとなります。社外品のナビを取り付ける場合は、純正ステアリングリモコンに対応したいるかどうかを確認してください。

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エンジン・トランスミッション

セレナのエンジン・トランスミッション ここがイイ!

  • 1800〜2300rpmくらいの回転数だとトルクが出ている
  • CVTの制御が賢い
  • 実燃費10.5〜14km/L程度と、ミニバンとしては良好な部類

セレナのエンジン・トランスミッション ここがダメ!

  • ある程度回さないとトルクがスカスカ
  • ゼロ発進時の加速に違和感がある

新型セレナのエンジンは、相当評判が悪いです。ある程度回すとトルクが出てくるとのことですが、常にその回転数で走れるわけではないので、パワー不足を感じる機会は必然的に多くなります。

とくに発進加速時には、低速トルクの不足が顕著です。また、アイドリングストップからの復帰と、自動パーキングブレーキ(プロパイロット装着車のみ)の解除タイミングが重なると、ゼロ発進からの加速が鈍くなるようです。スロットル制御の問題も疑われています。

レヴォーグのA型でも加速のモッサリ感が取り沙汰されていましたが、スバルはコンピューターのリプログラミングで問題を解決しました。セレナのモッサリ感の原因が制御系にあるのならば、改善プログラムの導入があるかもしれません。

ノア/ヴォクシーがハイブリッド、ステップワゴンが直噴ターボでパワー不足を補っているのに対し、セレナは自然吸気エンジンですから、パワーが絶対的に足りてないという可能性もあります。今後導入されると噂されるレンジエクステンダーEV仕様の「セレナe-POWER」を待つべきかもしれません。

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ハンドリング・取り回し

セレナのハンドリング・取り回し ここがイイ!

  • 直進安定性が高く、高速道路で疲れにくい。
  • メーター位置が低くてAピラーも細めなので、運転席からの見切りが良い。
  • 自動パーキングブレーキがかなり便利。停車して1秒くらいで作動すると、メーター右上に緑色のインジケーターが点灯するのでわかりやすい。
  • 自動パーキングブレーキ作動中に、アクセルを少しだけ踏み込むとアイドリングストップから復帰、アクセルを大きく踏み込めばパーキングブレーキを解除と、使い分けられるので便利。

セレナのハンドリング・取り回し ここがダメ!

  • 重心が高いのでフラフラしやすい。
  • 車速感応式とはいえ、ステアリングが軽すぎて違和感。

コーナリング時の安定感は、先代C26よりも良くなっているようです。しかし低床設計ではないため重心が高く、ステップワゴンのような安定感はありません。

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乗り心地・静粛性

セレナの乗り心地・静粛性 ここがイイ!

  • 乗り心地は快適。さすがに3列目は1・2列目よりは揺れるが、それでもライバルの2台よりは圧倒的に良い。
  • ロードノイズが少なめ。

セレナの乗り心地・静粛性 ここがダメ!

  • 普段の遮音性は高いが、パワーが無いのでエンジン回転数が高くなりがちで、結果的に室内が喧しくなる。

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安全装備

セレナの安全装備 ここがイイ!

プロパイロットの利点
  • 高速道路のみとはいえ、やっぱり楽。長距離ドライブの疲労をかなり軽減できる

セレナの自動運転 ここがダメ!

プロパイロットの欠点
  • かすれた白線は認識できないので、カーブでアウト側にはらんでしまうことがある。
  • 一般道だと常に白線を認識できない(レーンキープは一般道で使えないように設定されている)
  • 一般道だと先行者追従クルコンの制御が上手くいかず、アクセルを踏み足してやる必要がある。
物足りない装備
  • ブラインドスポットアシストの設定がない
  • エマージェンシーブレーキで衝突回避できるのが30km/h以下まで(アイサイトver.3は速度差50km/hまで衝突回避可能)

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最後まで読んでいただきありがとうございます。Mクラスミニバンに興味がある方には、以下の記事もおすすめです。

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