次期プリウスαはSUV!? プリウス顔のSUVがニュルを疾走!
プリウスα(海外名はプリウス+またはプリウスV)の次期型らしきテストカーが、ニュルブルクリンクに姿を現しました。
ところがテストカーはSUV風のルックスをしていて、既存のプリウスαとは似ても似つかぬものだったのです。
今回は新型プリウスαのスパイショットと、最新情報についてお伝えします。
プリウスαとは?
現行型は30プリウスのホイールベースを80mm延長したステーションワゴン(5人乗り)、もしくは背の低いミニバン(7人乗り)という位置付けのモデルです。
プリウスの派生車種として、実用性を高めたものとなっています。
販売台数は、2012年にはハッチバックの半分ほどだったようですが、その後徐々に減っているようです。
SUV人気が高まる一方なのに対し、ステーションワゴンは風前の灯ですから、仕方がないのかもしれません。
だからこそ、次期プリウスαがSUVとなる可能性が高いのです。
新型プリウスαのエクステリア
スパイショット(2017年10月撮影)
SUV風のボディで登場した新型プリウスαのテストカーですが、どうやらボディはレクサスNXのものを流用しているようです。
なので新型プリウスαの市販バージョンでは、リア周りが大幅に変更されると思われます。
テストカーの仕様はあくまで暫定、ということです。
とはいえ新型プリウスαがSUVと全く関係ないのであれば、そもそもSUVのボディを使うはずがありませんから、次期プリウスαは、クロスオーバーSUV風のルックスになる可能性が高いでしょう。
新型プリウスαのシャシー
50プリウスと同じく、トヨタ・ニュー・グローバル・プラットフォーム(TNGA)が採用されます。
軽量・高剛性・低重心でありながら、多くのモデルとの部品共有化を可能にするモジュラー構造を持つこのプラットフォームは、トヨタの「いいクルマづくり」の根幹をなすものです。
背の高いSUVだと、コーナリング時の車体の不安定さが気になりますが、TNGAが採用されたC-HRのハンドリングは良好でした。
よって新型プリウスαがクロスオーバーSUVとなったとしても、TNGA由来の運動性能は健在だと思います。
新型プリウスαのパワートレイン
エンジンやモーターに関しては、50プリウスと同じものが搭載されます。
すなわち1.8リッター・直列4気筒ガソリン自然吸気の「2ZR-FXE」エンジンと、モーターおよびリチウムイオン電池を組み合わせたものです。
50プリウスからはモーターで後輪を駆動する「E-Four」と呼ばれるシステムが採用されましたが、新型プリウスαにも搭載されるかもしれません。
SUV風のルックスで4WDが無いというのも、ちょっと奇妙な感じがしますからね。
新型プリウスαの価格・発売時期
価格はまだ判明していません。
ワールドプレミアは2018年、発売はモデルイヤー2019(2018年下半期〜2019年上半期)になると見られています。
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