新型50系プリウスの評価・口コミ デザイン・実燃費・走行性能編

ハンドリングは確かに向上したが……
内装編からの続きです。TNGAの採用で大幅に向上したとされる走行性能の評価や実燃費などについて、ネット上のユーザーレビューや口コミをまとめてあります
目次
エクステリア

画像の出典: autoc-one.jp
個性的なエクステリアに対する評価は賛否両論です。フロントはともかく、リアのデザインを評価する声は皆無でした。

画像の出典: autoc-one.jp
この奇抜なデザインの利点といえば、注目を集められることくらいでしょうか。けれど日本の道路に50プリウスがひしめき合うのは時間の問題なので、注目されるのも今のうちだけかもしれません……。
ちょっと怖い報告としては、走行中でもヘッドライトに雪が積もりやすいというものがありました。ライトが雪に蔽われていき、照らす範囲が徐々に減少していくそうです。
ドアを閉めたときの音はバスン! とドイツ車のような重厚感があります。

画像の出典: autoc-one.jp
ルーフが低いため、乗降性が悪化しています。お年寄りが乗り込む際には注意した方がいいでしょう。場合によっては介添えが必要かもしれません。
ドアガラスが赤外線カットガラスでないのも残念なポイントです。フロントウインドウだけは赤外線カットガラスですが、あまり意味がないですよね。
エンジン・燃費・パワートレーン

画像の出典: autoc-one.jp
平坦路ならばノーマルモードでも必要にして十分なパワーがあります。しかし坂道だとややパワー不足です。
エンジンとモーターの切り替わりはスムーズで、違和感を覚えることはありません。
実燃費は街乗り24〜27km/h、郊外・高速道路30〜35km/hと、燃費の良さは抜群です。元祖ハイブリッドカーの面目躍如といったところでしょうか。EV走行できる距離が伸びたことが大きいみたいですね。
燃費を良くするテクニックとしては、発進加速したら35km/hまでは一気にEV走行で加速し、あとはエンジンがかからないよう緩やかに加速し、EV走行距離を伸ばすやり方があります。
EV走行できるにもかかわらず発進からノロノロ加速すると、モータートルクの一番おいしいところ活かせず、逆に燃費が悪化するので注意が必要です。
「S」グレードのニッケル電池よりも、「A」グレードのリチウムイオン電池の方が、回生効率が良い気がするとの声もありました。
ハンドリング・取り回し・視界

画像の出典: autoc-one.jp
ハンドリングは大幅に改善されました。ただしスポーティーさを感じられるようなものではありません。あくまで先代のようにコーナリングで腰砕けにならないというだけです。
けれどフロントタイヤの接地感が上がり、ライントレース性も向上していますから、安全かつ快適にドライブできる車になっています。まあ、先代がひどすぎただけなんですけどね。
走りの安定感では17インチモデルの方が上です。ボディ剛性と足回りが良くなったことで、大きなホイールを履きこなせる車になりました。しかし最小回転半径が0.3m大きくなってしまいます。(15インチは5.1m)
さらなる走りの良さを求めるならば、TRD製のモーションコントロールビームを装着するのがおすすめです。横Gとロール角速度を減らして、運動性能と乗り心地の両方を高めてくれます。

画像の出典: trdparts.jp
インテリジェントパーキングシステムが付いているので、駐車は楽ちんです。

画像の出典: car.watch.impress.co.jp
電動パワステのフィーリングはやや軽めですが、高速になると重みが増すので問題はありません。
シフトレバーは先代より操作しづらくなったとの声がありました。
ブレーキの効きは非常に良いのですが、停止寸前の効き方が強めなので、スムーズに停止するには抜き方にコツがいるようです。
積雪地域のユーザーからは、アンダーカバーの強度不足がちらほらと報告されています。
前方視界は先代より良くなりました。スカットル(フロントウィンドウとダッシュボードの交点の高さ)が低くなったのが効いています。

画像の出典: car.watch.impress.co.jp
一方、後方視界はお世辞にもいいとは言えません。リアスポイラーが邪魔なので、バックモニター必須です。
乗り心地・静粛性
剛性感があり、落ち着いた乗り心地です。フワフワ感も抑えられています。
絶対的な乗り心地では、やはり15インチモデルの方に軍配が上がります。
静粛性は高いのですが、エコタイヤ由来のロードノイズが少し気になります。
基本的にエンジン音は静かですが、高速走行時だけはやかましくなります。エンジン音自体も洗練されておらず、ややガサツな感じです。
「A」以上のグレードですと、各ウインドウに防音ガラスが装着されます。
安全性
◯=標準装備 △=メーカーオプション −=設定なし
装備 | AプレミアムTS | Aプレミアム | A TS | A | S TS | S | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|
横滑り防止装置 | ◯ | ||||||
プリクラッシュブレーキ | ◯ | △ | |||||
クルーズコントロール | − | ||||||
レーダークルーズコントロール | ◯ | △ | |||||
車線逸脱警報 | ◯ | △ | |||||
レーンキープアシスト | − | ||||||
オートマチックハイビーム | ◯ | △ | |||||
アダプティブヘッドライト | − | ||||||
ブラインドスポットアシスト | ◯ | − | |||||
ヒルスタートアシスト | ◯ | ||||||
運転席・助手席エアバッグ | ◯ | ||||||
サイド・カーテンエアバッグ | ◯ |
値引き額
平均値引き額
対象 | 平均値引き額(万円) |
---|---|
本体 | 5.5 |
オプション | 7.2 |
やはり値引きは渋いですね。けれどプリウスのリセールバリューは高いので、多少高価でも損にはならないと思います。
愛車を高く売る条件4つ。買取り、走行距離……では残りの2つは?
インターネットで無料査定できる買取りなら、下取りより平均16万円も高く売れるとのデータがあります。
また、車の価値は25000km刻みで急落する傾向があるようです。つまり25000km、50000km、75000kmといった区切りを迎える前に、愛車の売却を一度は考えてみるべきです。
しかし高く売れる条件を満たしていても、ある2つのことについて知らないと、高値で売るどころかトラブルに巻き込まれる恐れもでてきます。
その1 相場を知ること
実は査定依頼をしても、相場を教えてくれないことがあります。相場がわからなければ、査定額が適正なのか判断できません。
Goo買取なら買取店に査定依頼を出す前に、まずあなたに相場を教えてくれます。
相場がわかっていれば、たくさんの買取店に一括査定を頼まなくても、査定額が高いか低いか判断できます。だから1〜2店舗ずつの査定・交渉でも、愛車が買い叩かれるのを防げますし、高額売却のチャンスも逃さずに済むのです。
交渉相手を少なくできれば、電話ラッシュも無くなります。このように相場情報は、売り手に大きな恩恵をもたらしてくれるのです。
その2 評判を知ること
誰だって、不愉快な思いはしたくないですよね。でも買取店の評判がわからなければ、悪質な店を避けられません。
Goo買取は、ガリバー等の買取店の系列ごとではなく、各店舗ごとにレビューが付けられる仕組みです。だからあなたの街の車屋さんの評判もバッチリわかります。高値で買い取ってくれる店や、サービスの良い店だけを選び出せるのです。
相場を知り、評判を知れば、買取危うからず。
出来る限り愛車を高値で売りたいですし、大金をやり取りするわけですから、安全・確実な方法をとりたいですよね。そのどちらにも優れている査定サイトは、現状ではGoo買取だけです。
Goo買取はもちろん査定無料。入力も3分ほどで済みます。あなたの車がどのくらいの価格で売れるのか、ぜひチェックしてみてください。
Goo買取の使い方がよくわからないという方は、こちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。新型プリウスに興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。