テオン・デザイン HK002 クラシカルな魅力とモダンな快適性
イギリスに拠点を置くテオン・デザインが、HK002というポルシェ 911のレストモッド(レストア+モディファイ)を公開しました。
クラシカルなデザインを忠実に守りながらも、快適性とドライバビリティを大幅に向上させたモデルとなっています。
テオン・デザインは、自動車デザイナーのアダム・ホーリー氏が2016年に設立した会社で、ディテールの作り込みに何よりもこだわっているのだとか。
その目指すところはクラシックでアナログなドライブ体験ですが、デジタルテクノロジーを使用し、最高の精度で製作しているところに同社のユニークさがあります。
今回はテオン・デザイン HK002の概要をご覧ください。
テオン・デザイン HK002の概要
エクステリア
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テオン・デザインではカーボンファイバー製のボディワークも提供していますが、HK002はオーナーの希望により、ボディのほとんどがスチールパネルで製作され、カーボンはバンパーやリアウイングなど一部に限られています。
それでも車重は1,248kgと比較的軽量です。
ベースシャシーは964ですが、顔つきはナローボディ風、ボンネットもナローボディ風の細長いデザインに変更されています。
一方、フェンダーはGシリーズ以降のワイドなデザインです。
インテリア
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グリーンのセミアニリンレザーで覆われた車内には、対照的なイエローのアクセントが施されています。
ステアリングはナルディ製、シートはレカロ製です。
スマホ用のワイヤレス充電器も装備されています。
パワートレイン
エンジンは3.8リッター・水平対向6気筒ガソリン自然吸気で、最高出力は376ps、最大トルクは407Nmを発生します。
ちなみにエンジンの内部パーツはほぼ全て変更されており、ストック状態とは別物です。
トランスミッションは993の6速MTを搭載しています。
価格・発売日
価格は30万ポンド(約4,494万円)からとなっていますが、この金額にはドナーカー(964)の価格や税金は含まれていません。
製造には発注から18ヶ月かかるそうで、ターボエンジンやカーボンファイバーボディなどを選ぶこともできます。
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