自動車文化

2億円のフェラーリを日本の納屋で発見!? 超高額フェラーリ・オークションの世界

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RMサザビーズのカーオークション「Ferrari Leggenda E Passione」が、9月9日より開催されます。
フェラーリの70周年記念式典の一環として、珍しいビンテージ・フェラーリが数多く出品されるようです。

今回はそれらの中から、1億円オーバーの車両を10台ピックアップしました。
「フェラーリ1台で家が買える」とはよく言われますが、豪邸が建つほどの価値を持つフェラーリとは、一体どのようなものなのでしょうか? 早速見ていきましょう。

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599 SA アペルタ(2011)

推定落札価格110〜140万ユーロ(1.43〜1.82億円)といわれる599は、ピニンファリーナの80周年を記念して、わずか80台だけ生産されたモデルです。
「SA」というのは、セルジオ・ピニンファリーナとアンドレア・ピニンファリーナに由来します。
アペルタはオープンカーという意味です。

ボディカラーは「ビアンコ・フジ」で、タルガトップはブルーという組み合わせとなっています。
富士山をイメージした個体なのかもしれません。

走行距離はわずか4300km。
貴重な限定車が新車同然となれば、この価格にも頷けますね。

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195 インテルクーペ by ツーリング(1950)

推定落札価格110〜150万ユーロ(1.43〜1.95億円)の195インテルクーペは、総生産台数25台のうち、最初に生産された記念すべき1台です。

195インテルのボディは、数多くのコーチビルダーが手がけているのですが、この車はミラノの著名なコーチビルダー「ツーリング」がボディの製造を手掛けたもので、貴重な3台のうちの1台となります。
1951年のトリノモーターショーにも出典されました。

ボディは見事にレストアされ、美しいダークブルーに塗装されています。
これまでにこの車を所有した、数多くのオーナーの記録もきちんと残っていることが、これだけの高額の裏付けとなっているのでしょう。

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365 GTB/4 デイトナ・ベルリネッタ アロイ by スカリエッティ(1969)

推定落札価格140〜170万ユーロ(1.82〜2.21億円)のデイトナは、なんと日本の納屋の中で40年も眠っていた個体です。
しかもデイトナ24時間レース用に製作されたアルミニウムボディを持つ車を、公道仕様にしたのはこの1台だけ。
高額なのも納得ですね。

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エンツォ(2014)

推定落札価格180〜200万ユーロ(2.34〜2.6億円)というエンツォは、わずか21,500kmしか走行していない良質な個体です。
内外装は黒で統一され、インテリアのステッチは黄色となっています。

エンツォは399台限定で生産された車両です。
創業55周年を記念したモデルですから、今年で15年選手となります。
そろそろメンテナンスの差がくっきりと出て来る時期ですし、個体数も減少してくる頃でしょう。
良質な個体には、結構な値段がつくようですね。

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365 GTS/4 デイトナ・スパイダー by スカリエッティ(1973)

推定落札価格210〜260万ユーロ(2.73〜3.38億円)という超高額フェラーリは、金額に見合うだけのコンディションを備えています。

このアメリカに輸出されたデイトナ・スパイダーは、なんと走行距離6650kmという超良質な個体で、エアコンやオーディオもオリジナルコンディションのまま保たれているのです。

ボディカラーも新車当時の「ロッソ・ボルドー」が維持されており、まるでタイムマシンで運ばれてきたかのよう。
そのうえデイトナ・スパイダーは121台しか生産されていませんから、この価格でも無理はありませんね。

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333SP(1994)

推定落札価格280〜330万ユーロ(3.64〜4.29億円)北米IMSAのスポーツカー・レギュレーションに合わせて開発されたオープン・プロトタイプです。フェラーリとミケロット、ダラーラ、そしてレーシングカー・デザイナーのトニー・サウスゲートのコラボレーションによって生み出されました。

マラネロで作られたのはプロトタイプのシャシーナンバー・001だけで、002〜014はダラーラ、015〜041まではミケロットが生産したものです。

エンジンは4.0リッター・V12の「F310E」が搭載されています。
このエンジンは1990年のF1マシン「641」用のエンジンである、ティーポ・036のロングストロークバージョンです。

フェラーリとしては久々のスポーツ・プロトタイプでしたが、144戦して49勝を上げる大成功作となりました。
勝利したレースの中には、デイトナ24時間や、セブリング12時間が含まれています。
モータースポーツ界の歴史に残る名車といっても過言ではありません。

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750モンツァ by スカリエッティ(1955)

推定落札価格340〜380万ユーロ(4.42〜4.94億円)の750モンツァは、ディーノ・フェラーリ氏がデザインした車で、3.0リッター・V12を搭載しています。
ボディの製作はスカリエッティが担当し、数多くのレースで勝利を収めました。

この個体はキューバのハバナ・グランプリに参戦した後は、中南米の所有者の間を転々としていたようです。
その間レースでクラッシュし、ボディやエンジン、ギアボックスなどが別物になっていた時代もあるようですが、現在では元通りに修復されています。

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ラ・フェラーリ・アペルタ(2017)

推定落札価格300〜400万ユーロのラ・フェラーリ・アペルタは、210台目にして、最後のラ・フェラーリとなる個体です。

フェラーリ創立70周年を記念し、マラネロによって特別なカラーリングが施されたラ・フェラーリ・アペルタは、チャリティーのために製造されました。

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250GTカブリオレ・シリーズ1 by ピニンファリーナ(1958)

推定落札価格470〜550万ユーロ(6.11〜7.15億円)という250GTカブリオレ・シリーズ1は、総生産台数40台のうち、14番目に生産された個体です。

フルレストアされており、オリジナルのカラーコンビネーションが再現されています。
非常に美しく、優雅なスタイリングですね。

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250GT SWB ベルリネッタ・コンペティツィオーネ by スカリエッティ(1960)

推定落札価格850〜1000万ユーロ(11.05〜13億円)という250GTは、ホイールベースを2600mmから2400mmに短縮した、ショートホイールベース(SWB)バージョンです。
SWBは74台、競技用(コンペティツィオーネ)のアルミボディバージョンは、46台のみが生産されました。

DKエンジニアリングにより、2010年代初頭にエンジンがリビルドされているなど、コンディションは良好なようです。
今回のオークションでは、最も高い落札価格となることが期待されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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