デイリーF1ニュース(2018年1月17日) トロロッソの空力責任者がチームを離脱

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • トロロッソの空力責任者がチームを離脱
  • フェラーリ会長、バイアウトの噂を否定
  • ウィリアムズがドライバーラインナップを発表

それではご覧ください。


トロロッソの空力責任者がチームを離脱

トロロッソの空力責任者であるブレンダン・ギルホームが、チームを離脱しました。
トロロッソは内部の人材から後任を選ぶか、新たに外部から招聘するかしなければならなくなりました。

ギルホームは2005年にF1での仕事を始め、ザウバーで6年、メルセデスで2年を過ごし、2013年からトロロッソで働いてきました。

空力責任者は離脱したものの、2018年型マシンのSTR13は昨日FIAのクラッシュテストを通過したということですから、開発に遅れはなさそうです。
しかし後任選びが長引けば、今後の開発スピードに支障が出るかもしれません。

Source: Head of aero departs Toro Rosso | pitpass.com

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フェラーリ会長、バイアウトの噂を否定

フェラーリセルジオ・マルキオンネ会長は、彼が同社を買収するという噂を否定しました。
フェラーリはフィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)からスピンオフされ、NYSEに上場しています。

「誰がそんな噂を流しているのか? ナンセンスだ!」とマルキオンネ会長。「フェラーリの市場価値が200億ドルだとすると、どれほどの価格で私は会社を買わなければならないのか? 300億ドルという話になる」

「私は楽観主義者だが、そのためには宝くじを買わなければならない」

フェラーリは株式の10%をNYSEに上場し、残りの80%はFCAの株主に配分されました。
あとの10%はエンツォ・フェラーリの息子でフェラーリ社副会長のピエロ・フェラーリが保有しています。

Source: Marchionne responds to Ferrari buy-out rumors | en.f1i.com

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ウィリアムズがドライバーラインナップを発表

ウィリアムズが2018年のドライバーラインナップを正式発表しました。
かねてからの噂通り、ランス・ストロールのチームメイトにはセルゲイ・シロトキンが選ばれています。

ロバート・クビサはリザーブドライバーに就任し、レギュラードライバーとしてF1に復帰する機会を窺うことになりました。

ストロールもシロトキンも巨額のスポンサーマネーを持ち込む「ペイドライバー」であるため、カネ目当てのラインナップではないかとウィリアムズを批判する向きもあるようですが、ウィリアムズは「シロトキンの速さと才能、フィードバック、意欲」などが選考の理由だと述べています。

Source: Sirotkin confirmed as Williams F1 driver alongside Stroll | crash.net

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