新型86/BRZの登場は確定的! フルモデルチェンジで「GR86」に!?

2019年3月24日トヨタの新車情報スポーツカー

新型スープラに4気筒モデルが存在していたため、スペック的に重複するトヨタ86スバルBRZが、現行型かぎりで廃止されるのではないかと、一部のメディアが報じていました。

しかしトヨタの関係者によると、次期型の開発は既に決定しているようです。

新型86/BRZも、トヨタとスバルの共同開発となります。
このページでは新型86/BRZの最新情報を随時更新中です。

更新情報

エンジンの情報を更新しました。(2020/01/14)

エンジン発売日の項目に最新情報を追記しました。また、水平対向エンジン非搭載の可能性についての記述は削除しました。(2019/09/19)

シャシーの項目を新設し、プラットフォームに関する情報を更新しました。また、水平対向エンジン非搭載の可能性を追記しました。(2019/04/20)


新型86/BRZの概要

第2世代86/BRZの発売は確定的

86/BRZ廃止の噂は、新型スープラの発表に端を発するものでした。
新型スープラには2.0リッター・直列4気筒モデルがあり、その最高出力が86/BRZと被っていたからです。

スペック 86/BRZ スープラSZ
排気量(L) 2.0
過給器 無し ターボ
最高出力(ps) 207 197
最大トルク(Nm) 212 320
車重(kg) 1,240 1,410

自然吸気とターボという違いはあるものの、最高出力では86/BRZがスープラSZを上回っています。
にもかかわらずスープラの方が高価なのですから、86/BRZ廃止の噂にも、それなりに信憑性があったのです。

A90スープラ

トヨタ関係者は86/BRZ廃止の噂を否定

トヨタ・オーストラリアの広報マネージャーであるBrodie Bott氏は、86/BRZ廃止という報道の直後に、それを否定するコメントを出しています。

「これらのレポートが報じられた際に、我々は社内で数回チャットを行った」とBott氏。「そして私はあなたにハッキリと告げることができる、第2世代の86はある」

「廃止のレポートがどこから来たのかはわからないが、現時点で我々は中止するつもりはない。86は我々にとって重要な車であり、それはスープラの弟になるだろう」

トヨタ・ヨーロッパのマーケティングチーフであるMatt Harrison氏も、第2世代の86を開発するつもりだと語っています。

「(86は)我々にとって成功した『ハロー製品(ブランドの顔という意味か)』だ」とHarrison氏。「スープラで置き換えることはできない。それらは異なるファンのために作られた、異なる製品だ。我々はスープラと86が、並行してラインナップされる状況を見ている」

Harrison氏は86を維持することが、「ブランドへの興奮と感情的な魅力」を高めることにつながると語っています。

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新型86/BRZはどのような車になるのか?

2017年発表のGR HVスポーツコンセプトが、新型86/BRZのモチーフになるという見方もある。

Harrison氏は、スバルとの共同開発に関して「安全な仮定」であると語っているため、新型86/BRZも、現行型と同様の開発体制となるはずです。

問題は、直4スープラとの競合をどう避けるかという点です。
その点を踏まえて、新型86/BRZがどうなるか考えていきます。

シャシー

プラットフォーム

オーストラリアの自動車メディアであるmotoring.com.auは、新型86/BRZのプラットフォームはスバルのSGPではなく、トヨタのTNGAになると報じています。
SGPはAWD(全輪駆動)のプラットフォームであり、後輪駆動をサポートしないというのです。

現時点ではTNGAを採用した後輪駆動車は存在しませんが、TNGAはモジュラープラットフォームであるため、おそらく対応可能なのでしょう。

車重

近年の新型車は旧モデルに対し、総じて車体が軽くなっています。
これは燃費改善のために、アルミや高張力鋼板などを多用するようになったためですが、軽さは運動性能の向上にもつながります。

新型86/BRZにはTNGAが採用されるため、軽量かつ高剛性なシャシーになるそうです。
車体が軽くなれば、運動性能は向上します。
パワフルなスープラに対し、軽量で俊敏な86/BRZという位置づけになれば、両者の競合も回避できるでしょう。

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エンジン

新型86/BRZには2.4リッター・水平対向4気筒ガゾリンターボエンジン(FA24型)が搭載されるそうです。
これはスバルの7人乗りSUV「アセント(国内未導入)」に搭載されているエンジンで、アセントでは最高出力264ps / 5,600rpm、最大トルク376Nm / 2,000-4,800rpmを発生していますが、低回転トルク型なので、よりスポーティーな仕様に変更されるかもしれません。

以前の情報だと、同じ2.4リッターでも自然吸気になると言われていたのですが、ターボが採用される見通しです。
これは新型86がトヨタブランドではなく、GRブランドから「GR86」として登場するためだとAUTOCARは報じています。
GRブランドである以上、パフォーマンスの大幅な向上は必須であり、それゆえにターボエンジンを搭載することになったのだそうです。

しかしそうなると、4気筒のGRスープラと競合することは避けられません。
4気筒スープラを終売とするのか、それとも何らかの差別化を打ち出すのか、今後の動きに注目です。

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価格

多田哲哉氏は、「ほとんどの人が最も小さい『3人目の兄弟』を楽しみにしていると、私は信じています」とコメントしています。
つまり、86よりもコンパクトで手頃な価格のスポーツカーの構想があるのです。

しかし多田氏は、「実際に用意することは難しい」と付け加えてもいます。
小型だからといって排ガス対策のコストが低いわけではないため、利益を上げるのが難しいというのです。

よって新型86/BRZが、現行型よりも安くなることはないでしょう。
しかしスープラSZ(約400万円)よりは安価なはずですから、現行型と同程度の価格に落ち着くのではないでしょうか。

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発売日

2021年になると言われています。

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出典・参考サイト

New Toyota 86 and Subaru BRZ could switch to Toyota platform – motoring.com.au

No sub-GT86 model in Toyota’s ‘three brothers’ sports car range – evo.co.uk

Toyota 86, Subaru BRZ Rumored To Get The Axe – motor1.com

New-generation Toyota 86 confirmed for Oz – goauto.com.au

Second-generation Toyota GT86 greenlighted by bosses – autocar.co.uk

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

Posted by dangoliath