新型レンジローバー・イヴォーク ヴェラール顔で登場! 48Vマイルドハイブリッドも追加
ランドローバーのコンパクトSUVであるレンジローバー・イヴォークが、フルモデルチェンジを受け第2世代となりました。
今回は新型イヴォークの概要についてお伝えします。
2代目レンジローバー・イヴォークの概要
エクステリア
2代目イヴォークは、ボディサイズこそ初代とほぼ同じ(全長4.37m)なものの、顔つきはレンジローバー・ヴェラールに似たものになりました。
テールライトのデザインもヴェラール似ですが、イヴォークはリアオーバーハングが非常に小さいのでスポーティーな印象です。
ボディサイズ
寸法(mm) | 新型(2代目) | 旧型(初代) |
---|---|---|
全長 | 4,371 | 4,371 |
全幅 | 1,996 | 1,900 |
全高 | 1,649 | 1,635 |
ホイールベース | 2,681 | 2,660 |
数値は欧州仕様のもの。
新型は100mm弱もワイドになっています。
全高とホイールベースもわずかながら拡がったようです。
インテリア
ステアリングホイールが一新され、メーター類はデジタル・インストゥルメント・クラスターになりました。
センターコンソールにはワイドスクリーンのインフォテイメント・ディスプレイだけでなく、空調やオーディオなどを操作できる第2のタッチスクリーンも装備されています。
新型イヴォークのボディサイズは先代と変わりませんが、室内は広くなっています。
後席の膝周りのスペースは20mm拡がり、ラゲッジスペースも容量が10%アップしました。
実際のラゲッジスペース容量は、5名乗車時が591リッター、後席を折りたためば1,383リッターまで拡大可能です。
シャシー
4輪駆動と前輪駆動を瞬時に切り替えるアクティブドライブラインは、第2世代バージョンに更新されています。
また、テレインレスポンスも「2」に進化しました。
テレインレスポンス2には、路面のサーフェスを自動で検出し、それに応じて車両の設定を調整、快適な乗り心地を提供してくれます。
そして新型イヴォークには、ClearSight Ground Viewという技術が採用されました。
これはフロントカメラで撮影した映像をスクリーンに映し出すことで、ボンネットに遮られた死角をカバーするものです。
これによりドライバーは、イヴォークの前方180°を見渡すことができます。
また新型イヴォークは、最大600mmまでの水深に対応しています。
ちなみに先代モデルは500mmでした。
パワートレイン
インジニウム・エンジンが継続採用されています。
2リッター・直列4気筒のガソリンおよびディーゼルで、組み合わされるギアボックスはZF社製の9速ATですが、最も安いディーゼル車にはMTもあるようです。
ガソリン仕様は200ps, 250ps, 300psの3種類、ディーゼル仕様は150ps, 180ps, 240psの3種類となっています。
新型イヴォークで新たに追加されるのは、48Vマイルドハイブリッドです。
17km/h以下の速度域ではエンジンを切り、スターター・ジェネレーターのアシストによって走行します。
この48Vマイルドハイブリッドにより、CO2をkmあたり8g削減できるのだとか。
マイルドハイブリッドのエンジンは、300ps仕様の直4ガソリンターボです。
新型イヴォークにはプラグインハイブリッドも用意されます。
しかしローンチからは1年ほど遅れそうです。
価格・発売日
英国価格は、前輪駆動・ディーゼル(150ps)・MTが31,600ポンド(459.5万円)から、4WDのガソリン車は35,950ポンド(522.7万円)からとなっています。
日本では200ps仕様のガソリン車が461万円からとなっているので、英国本国よりも安価です。
英国における新型イヴォークのデリバリーは、2019年春から始まる予定です。
日本のランドローバー公式サイトでも既に新型イヴォークが紹介されているので、日本導入も英国と同時期になると思います。
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