特別なベントレーコンチネンタルGTコンバーチブル「ナンバー1エディション」
ベントレーがコンチネンタルGTコンバーチブルの特別仕様車「ナンバー1エディション」を発表しました。
ベントレーの100周年を記念するモデルです。
今回は特別なコンチネンタルGTコンバーチブルの概要をご覧ください。
コンチネンタルGTナンバー1エディションの概要
ベントレーはナンバー1エディションのコンセプトを「モータースポーツ黄金時代の精神をカプセル化したもの」だと語っています。
ナンバー1エディションは、1929年に登場したスーパースポーツ「ベントレー・ブロワー」のオマージュなのだそうです。
着想の元となったナンバー1・ブロワーは、ロンドン近郊のブルックランズ競馬場において、1932年にラップレコードを樹立しています。
ナンバー1エディションはベントレー・ブラックライン仕様で、Centenaryパック(リアやホイールセンター、LEDウェルカムランプ、ギアレバー、ステアリング、キーフォブなどにCentenaryバッジが付く)、カーボンボディキット、そして「1」のペイントが施されたグリルが装着されています。
ボディカラーはドラゴンレッドⅡもしくはベルーガ・ブラックの2種類です。
幌もクラレット・レッドもしくはベルーガ・ブラックの2種類から選択できます。
フェンダーにあるバッジは18金の豪華仕上げです。
フィラーキャップとオイルキャップも、宝石で飾られています。
22インチのMDSホイールは、グロスブラックもしくはクリケットボールの2色が用意されています。
インテリアは、クリケットボールまたはベルーガ・ブラックのレザー仕上げです。
ドアインサートとヘッドレストには、ベントレーの「B」が記されています。
グランドブラックのウッドパネルは、18金のオルガンストップ(Aピラー付け根にある小さなノブ)とアルカンターラのステアリングにより、より上質な雰囲気を醸し出しています。
センターコンソールにある特徴的な模様のアルミパネルは、「エンジンスピン」と呼ばれるものです。
これは光の反射を抑える効果があるため、1920~30年代のレーシングカーや航空機に使われていたのだとか。
英国イェーガー製の時計にも、ナンバー1の文字が刻まれています。
センターコンソール上部にある3連メーターの中央には、かつてのナンバー1・ブロワーを彷彿とさせる小さなホイールスピナー(ホイールセンターキャップ)が装着されています。
これはナンバー1・ブロワーのピストンから鋳造したものだそうです。
タッチスクリーン(ベントレー・ローテーティング・ディスプレイ)は、この3連メーター部分が回転して出てきます。
エンジンは6.0リッター・W12、トランスミッションは8速デュアルクラッチで変更はありません。
コンチネンタルGTコンバーチブル・ナンバー1エディションは、100台限定で販売されます。
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