ポルシェ ミッションR EVレーシングカーのコンセプトは1000馬力オーバー!

Porscheの新車情報

ポルシェEVレーシングカーのコンセプトである「ミッションR」を発表しました。
1,000馬力を超える最高出力を発生することができ、サーキットでのパフォーマンスは911GT3カップカーに匹敵するとポルシェは主張しています。
また、環境への配慮も徹底されており、外装は持続可能な天然繊維強化プラスチック製です。

今回はミッションRの概要をご覧ください。


ポルシェ ミッションRの概要

エクステリア

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ポルシェ ミッションR

バンパーの開口部が大型化されているので、ちょっと腰高な印象になっている。

ヘッドライトはタイカンとそっくり。

フロントフェンダー上部には開口部

車体は丸っこくて非常にコンパクト

巨大なリアウィングとディフューザーはレーシングカーならでは

サイドステップ周辺は複雑な空力処理が施されている

ホイールにはエアロブレードが装着され、空力を向上させている。

センターロックホイールはマグネシウム製

リアウイングの翼端板にもLEDが仕込まれている。タイヤは後ろからほぼ丸見え。

テールライトは立体的な造形。

ポルシェのロゴも立体的。

ディフューザーからアーム類が見える。

外骨格として設計されたロールケージ。

ボディサイズは全長4,326mm、全幅1,990mm、全高1,190mmです。

ロールケージはカーボンファイバー製で、「外骨格」としてルーフ部分に埋め込まれています。これにより室内空間が大きく広がりました。
ちなみにルーフの透明部分はポリカーボネート製です。

天然繊維強化プラスチック(NFRP)は亜麻繊維に基づいており、食糧生産に影響を与えることはありません。
また、亜麻がCO2を吸収するため、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と比較して生産時のCO2が85%も少なくなるという利点もあります。

ポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)も搭載されており、空力特性を各サーキットに最適化できます。ドラッグリダクションシステム(DRS)はフロントエアインテークにある3つのルーバーと、調整可能なスポイラーによって構成されています。

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インテリア

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ミッションRのインテリア

ステアリングにもディスプレイが埋め込まれている。

未来的なコクピット。ドライビングポジションはフォーミュラカーのようだ。

ルーフは外骨格化されたロールケージとポリカーボネートで構成されている。室内は明るく閉塞感はない。

ドア内張りはシンプルそのもの

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シャシー

ブレーキはバイワイヤ化されており、油圧ブレーキと回生ブレーキの相互作用をコントロールユニットが調整します。これをブレーキブレンディングと呼ぶそうです。

回生ブレーキは最大800kWという高出力なので、ディスクブレーキのサイズはフロント380φ、リア355φと小型化されています。
なお、キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストンです。

サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン、リアはマクファーソンストラットとなっています。
全てのコントロールアームはピロボール化されており、スチールサブフレームにダイレクトに接続されています。

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パワートレイン

モーターは前後に搭載されており、合計出力は800kW(1,088ps)を発生します。
ただし1,088psを発生するのは予選モードのみで、決勝レース時は500kW(680ps)です。
0-100km/hは2.5秒、最高速は300km/hです。

油冷バッテリーはレーシングスピードで30分間走行できるだけの容量があります。
900Vシステムを搭載しているため、わずか15分で5~80%までチャージ可能です。

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価格・発売日

コンセプトカーなので価格は設定されていませんが、将来的に911GT3カップカーに置き換わることを考えると、市販バージョンの価格は同等になると考えられます。
ちなみに現行の992型GT3カップカーの日本価格は、3,465万円です。

市販バージョンの発売日は不明ですが、そう遠くない未来にポルシェEVのワンメイクレースが開催されることでしょう。

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