マクラーレンがアルトゥーラ・スパイダーを発表
マクラーレンがアルトゥーラ・スパイダーを発表しました。プラグインハイブリッドのスーパーカーであるアルトゥーラのオープントップバージョンです。
エンジンも改良されており、わずかですがパワーアップを果たしています。
今回はアルトゥーラ・スパイダーの概要をご覧ください。
アルトゥーラ・スパイダーの概要
エクステリア
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インテリア
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シャシー
アルトゥーラのシャシーは元々高剛性なので、オープントップにするからといって剛性アップは必要なかったのだそうです。プロアクティブ・ダンピング・コントロール・サスペンションはレスポンスが最大90%向上し、操作や路面の変化に対する反応が改善しました。また、ABSのキャリブレーションも見直され、100km/hから停止まで31m、200km/hから停止まで124mに短縮されています。また、新しいブレーキダクトにより冷却も改善しました。
折りたたみ式のハードトップは62kgありますが、アルトゥーラ・スパイダーの乾燥車重は1,457kgに抑えられています。ルーフは50km/h以下の速度なら開閉でき、しかも開閉には11秒しかかかりません。
パワートレイン
3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボは、ECUのリマッピングによって19psのパワーアップを果たし、最高出力605psになりました。これにDCTに組み込まれた電気モーターのパワー(95ps)が加わり、システムの総出力は700ps、総トルクは720Nmを発生します。ちなみにクーペも同様の変更を受けました。ちなみに既存のアルトゥーラオーナーも、マクラーレン販売店を通じて無料でECUを更新できるそうです。
8速トランスミッションはキャリブレーションの見直しと新しいプリフィル機能により、ギアシフトが25%高速化しています。
パフォーマンスは、0-100km/hが3.0秒で旧型のクーペと変わらず。0-200km/hは8.4秒、0-300km/hは21.6秒、最高速は330km/hとなっています。
ハイブリッド・スーパーカーとして注目を集めたアルトゥーラでしたが、実はV6の排気音が不評だったそうで、その点を改善すべくレゾネーターやテールパイプが新しくなり、より優れたサウンド体験を実現したのだとか。
EV航続距離は33kmで、2kmだけ延長されています。
新機能として「Spinning Wheel Pull-Away」モードが追加されました。これはペダルを踏み込むだけで、リアタイヤからタイヤスモークを上げながら走り出すことができるというユニークなモードです。いわゆる「イキリダッシュ」を安全に行えるモードですね。
価格・発売日
英国本国の価格は221,500ポンドです。
アルトゥーラ・スパイダーは2024年半ばから納車が開始されます。日本導入時期は不明です。
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