トヨタの新車情報

「ミライ」に対する疑問

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2016/09/02

ここまでして燃料電池自動車を使う意味があるんですかね……。

ブリヂストン、水素社会に向けて「高耐圧性の水素充填用ホース」の販売開始
現在、国内の水素ステーションにおける水素の充填時の最高圧力は最大70MPa(メガパスカル)と定められているが、充填圧力を高めることで水素の充填量を 増やすことができ、航続距離延長や充填時間の短縮が期待できるため、この最高圧力が82MPaまで上げられることが見込まれているという。 そこでBS社は、水素社会における更なる利便性の向上に貢献するため、82MPaの耐圧性能を有するホースの開発に取り組み、商品化が実現、水素ステーションへの導入を開始している。 ガソリン給与とは比較にならない、82MPaという超高圧となる水素を安全に且つ迅速に車両へと充填しなくてはならないという使命をこのホースには課されているのだ。

82Mpa=820barですから、とんでもない高圧です。たとえホースがそれに耐えられたとしても、車体側の整備状況などを考えると、運用上のリスクが大きすぎるような気がします。少なくとも、セルフGSで水素充填させるのは難しいでしょう。また、セルフ充填には法令上の問題もあるようです。

水素スタンドは、通常、第一種製造者として許可を受け た事業者であり、この許可を受けた者が実際に高圧ガス の製造を行うこととなっている。セルフ充填を行う顧客 は許可を受けた事業所の従業員でもなく、現行の法規制 上、その様な行為は認められていない。(セルフ充填を 行う者が製造者となる。)

出典: 70MPa水素スタンド技術基準検討委員会報告書

水素にはこの他にも輸送や貯蔵の問題がついて回りますから、価格競争力には全く期待できません。そんなもののインフラを国が税金を使って整えたならどうなるか? 箱物行政の二の舞いとなるのは目に見えています。そしてその失敗を覆い隠すために、多額の補助金が導入されることも。

ホンダも東京モーターショーで新しい燃料電池自動車を発表するようですが、かつてのFCXクラリティのときと同様、彼らが水素社会の全体ビジョンを示すことはまず無いでしょう。トヨタの後追いをするのが、最近の彼らのやり方なので。

筆者はメタン社会の方がまだ現実味があると思ってます。都市ガスのインフラを使ってメタンを供給→家庭用燃料電池で発電→電気自動車に充電というシステムならば技術的に既に可能だし、メタンの製造をいわゆるPower to Gas(太陽光や風力発電による余剰電力を水素に変換し、それと二酸化炭素を触媒で反応させてメタンを作り貯蔵する)で行えばクリーンです。

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