ジャガーF-TYPEに2.0リッター直4のエントリーモデル登場!

Jaguarの新車情報,新車情報

ジャガー・F-TYPEに、2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボ搭載モデルが追加されます。F-TYPEのラインナップの中では、エントリーモデルとなるグレードです。

今回は2.0リッター直4を搭載する新型F-TYPEの詳細と画像をまとめました。


新型F-TYPE 2.0のエクステリア

新型はバンパー形状が異なっている。
フルLEDヘッドライトへの変更で、見た目もシャープな印象に。
参考画像として、2016年モデルのフロントマスク。
この20インチホイールは、以前からあるデザインだ。
テールライトはダークレンズに変更。下部の光る水平ラインが際立つようになった。
参考画像として、2016年モデルのリア周り。

目次に戻る

2.0リッター・インジニウムエンジン

オールアルミ製の直列4気筒・インジニウム(Ingenimum)エンジンは、300ps・400Nmを発生。
1500rpmという低回転から最大トルクに達し、4000rpmまでそれが続きます。

このエンジンの特徴は、スロットルバルブが無いことです。
その代わりに電子制御のバルブリフト機構によって、吸入空気量を調整しています。BMWのバルブトロニックと同じような仕組みですね。

ターボチャージャーはツインスクロールターボで、ジャガー初のセラミックボールベアリングタービンとなります。

組み合わされるトランスミッションは8速AT、駆動方式はFRのみ。
0-97km/h(0-60mph)は5.4秒、最高速は250km/hです。

目次に戻る

シャシー

エンジンがコンパクトになった分、車体も軽量になりました。
車重はクーペが1524kg、コンバーチブルが1545kgで、これはV6搭載モデルよりも52kg軽いそうです。

フロント周りが軽くなったため、前後重量配分は完全な50:50を達成。
これにあわせて前後バネレートはフロントが4%、リア3%柔らかくされています。ダンパーや電動パワーステアリングも、もちろん再調整済みです。

また、軽量化の恩恵として、燃費も向上しました。
2.0L・直4のF-TYPEは、13.9km/Lという燃費を達成しています。
3.0L・V6モデルの燃費が9.8km/Lなので、実に40%以上もの改善です。

目次に戻る

価格・発売時期

米国での価格は$61,400です。$1=¥110換算だと、675.4万円ですね。

V6モデルの中でもっとも安い340ps仕様の日本価格が896万円ですから、2.0L・直4モデルの日本価格は、700万円台半ば〜800万円弱くらいになるのではないでしょうか。

正確な発売時期は不明ですが、モデルイヤー2018(2017年下半期〜2018年上半期販売モデルのこと)として登場するので、日本での発売は夏以降になると思います。

目次に戻る