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デイリーF1ニュース(2017年6月18日号)ウォルフ「ロズベルグは悪質だった」 他

2017/06/19

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ウォルフ「ロズベルグは悪質だった」
  • クビカ「F1マシンを不自由なく運転できる」
  • ピレリは2018年のタイヤコンパウンド変更に反対
  • セパン・サーキットは最後のF1に「良いレース」を期待

それではご覧ください。

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ウォルフ「ロズベルグは悪質だった」

2016年にタイトルを獲得した直後のニコ・ロズベルグ。

F1ファンにルイス・ハミルトンのイメージを聞いたなら、才能豊かだが過剰に攻撃的で、ときには歯に衣着せぬ批判も辞さない人物、という答えが返ってくるでしょう。

そのハミルトンと昨年対峙したニコ・ロズベルグは、ハミルトンの攻撃にじっと耐えつつ、懸命な努力によってついに栄冠を掴んだ、というような印象を持つ人が多いと思います。

ところがメルセデスF1を率いるトト・ウォルフ氏によると、「本当の策略家」はロズベルグの方だというのです。

「もうここにはいない人だが、悪質な人だった」と、ウォルフはハッキリと言い切っています。

「ニコは彼が持つ武器をすべて使おうとしていた……ライバルを不安定にするための精神的なゲームのすべてがそこにはあった」

2014年のモナコGP予選では、ロズベルグがミスをして黄旗を出し、ハミルトンのアタックラップが邪魔されるということがありました。
ハミルトンは「ロズベルグがわざとミスをした」と主張したものの、当時のウォルフ氏は「これが意図的に行われたものでないことは、120,000%保証できる」と、ロズベルグを擁護したのです。

この事件を振り返ったウォルフ氏は、ロズベルグがわざとやったかについては答えを避けたものの、「人間関係に摩擦を引き起こした。それは大きなものだった」と、2014年のモナコをきっかけに、ロズベルグとハミルトンの関係が悪化したと認めました。

ハミルトンはセバスチャン・ベッテルとの戦いを楽しんでいることからもわかるように、正々堂々の速さ比べなら、負けても根に持つタイプではありません。
策略を用いるロズベルグとハミルトンは、相性が悪かったのでしょう。

Source: Wolff: Rosberg was 'vicious' in his battle with Hamilton | en.f1i.com

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クビサ「F1マシンを不自由なく運転できる」

2011年2月にラリーで事故を起こし、一時は集中治療室に入るほどの重篤な状態に陥っていたロバート・クビサですが、つい先日F1マシンをテストドライブし、その回復ぶりを証明してくれました。

テストで使用したのは2012年仕様の「ロータス・E20」だったそうですから、そのころのマシンよりも遥かに速くなった今年のマシンに耐えられるかどうかはわかりませんが、フィジカル・レベルはかなり高まっているようです。

「フィジカル・コンディションを整えていた」と、クビサはテスト後に語りました。「F1で競い合っていた、私の『黄金時代』でも、これほど鍛えたことはなかったよ。たとえば、私の人生で初めて、2008年よりも体重が軽くなったんだ」

「F1をドライブするのは恐ろしく遠いことではないと思っていたけど、事故後の私を最も簡単に限界まで追い詰めるマシンがF1であることは、認めようと思う」

「いまや私はF1マシンを何の不自由もなしに、一貫して速くドライブできるとわかっているので、安心して眠ることができる」

復帰に関しては「テストの結果、ファンやモータースポーツ関係者の想像力や期待が高まったけど、過度に興奮することはない」と述べ、努力は続けるが、復帰できるかどうかを語るのは時期尚早だと、慎重な見方を示しています。

しかしテストでは、ルノーのサードドライバーであるセルゲイ・シロトキンよりも好タイムを出したと言われているクビサ。
それが事実ならば、復帰は時間の問題でしょう。

Source: Kubica says he can drive F1 car "without any limitations" | motorsport.com

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ピレリは2018年のタイヤコンパウンド変更に反対

昨年までは「すぐ壊れる」と批判され、今年は「硬すぎる」と批判されているピレリ。
しかし2018年にタイヤコンパウンドを大きく変えることに対し、ピレリは慎重な姿勢を見せています。

「ラディカルな変更を加えて、もっとアグレッシブなコンパウンドにした場合には、チームが望むようにタイヤを車とともに上手く機能させることは、難しくなるでしょう」と語るのは、ピレリのモータースポーツ・ディレクターであるポール・ヘンべリー氏です。

「今はすべてのチームが、とてもバランスのとれた着用をしています。ブリスターもグレイニングも、問題になっていません。いい状況です」

「変化のために変更を加えることには注意が必要です。新しいエンジンが導入されたときにはどうなりましたか? 少数のチームが先行し、残りは遅れてしまいました」

「優秀なチームがどこなのかは、明らかではありません。フロントランナーとそれ以外の差は少し大きいですが、大きな変更がある場合には常に起こります」

ピレリはタイヤテストの少なさを以前から問題視していますが、チームにとってもそれは同じです。
テストの少なさは、シミュレーション技術に秀でたチームと、そうでないチームの差を拡げてしまいます。

Source: Pirelli cautious on 2018 tyre evolution | en.f1i.com

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セパン・サーキットは最後のF1に「良いレース」を期待

マレーシアGPは契約より1年早く、今年限りで終了することが既に決定しています。
プロモーターは最後のF1に、大きな盛り上がりを期待しているようです。

昨年のF1マレーシアGP決勝には、観客がわずか45,000人しか来なかったそうです。
かつてスーパーGTをセパンで開催していたときの観客動員数と、大して変わりません。
それでいてF1は多額の開催権料を取られるのですから、マレーシア政府がF1への支援を打ち切ったのも当然といえるでしょう。

マレーシアGPのプロモーターは、再びF1を開催できるよう検討していくとのことですが、レースが面白くなければ観客は戻ってきません。

「F1が再びエキサイティングになったか知りたい」と語るのは、セパン・サーキットのCEOである、ダト・ラズラン・ラザリ氏です。

「新しいオーナーはF1のコントロールと、競争を取り戻す必要がある。レースからは刺激が失われ、それがF1への関心に悪影響を与えている」

筆者としてはマレーシアで再びスーパーGTを開催してもらいたいですね。
スーパーGTではシーズンオフのテストを、2月初めにセパンで行うことが慣例となっています。
そこでテストに引き続いて開幕戦もやってしまえば、マシンの運搬にかかるコストも節約できますし、レース数を1戦増やすこともできるのです。
旧正月とうまく時期を合わせれば、観客動員も期待できるのではないでしょうか。

Source: Malaysia wants 'better racing' from Formula 1 | en.f1i.com

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