デイリーF1ニュース(2018年8月3日)ニキ・ラウダ、肺移植手術を受ける

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本日のニュースは以下の3本です。

  • ニキ・ラウダ、肺移植手術を受ける
  • ハッキネン「ベッテルの運転スタイルはM・シューマッハー似」
  • ノリス「理想はマクラーレンからF1デビューだけど……」

それではご覧ください。


ニキ・ラウダ、肺移植手術を受ける

3度のF1ワールドチャンピオンであるニキ・ラウダが、肺を移植する手術を受けたそうです。
手術自体は成功したようですが、一部メディアはラウダの病状を「深刻な状態」だと報じています。

ラウダは大やけどを負った1976年のクラッシュ時に、熱い空気と有毒ガスを吸い込み、肺にもダメージを負っていたようです。
それが影響しているかはわかりませんが、彼は休暇中に病(インフルエンザらしい)を患い、ひどい咳に悩まされ、ウィーンの総合病院であるAKHウィーンに入院しました。

ラウダが臓器移植を受けるのは初めてのことではありません。
1997年と2005年には、腎臓移植手術を受けたことがあります。

ラウダはかつて炎の中から生還した「不死身の男」ですから、今回もきっと復活してくれるはずです。1日も早い回復を願っています。

Source 1: Lauda recovering after lung transplant – racefans.net

Source 2: Niki Lauda, «extremadamente grave» tras un trasplante de pulmón – abc.es

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ハッキネン「ベッテルの運転スタイルはM・シューマッハー似」

2度のワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンが、セバスチャン・ベッテルのドライビングスタイルを分析しています。

「まず、セバスチャンのドライビングスタイルはユニークだと思う」とハッキネン。「しかしマイケル(ミハエル・シューマッハーのこと)との類似点もある」

「彼は常に同じ位置でブレーキングし、常に同じラインを通り、加速はとても繊細だ。全てをコントロールしている」

「それはとても良く、クリアで、整った、アグレッシブなスタイルだ。縁石を越えるときでさえも、彼は常に車をコントロール下に置いている」

「ルイス(ハミルトン)は、常に少しでも限界に近い走りをしようとしている。非常にコントロールされているが、彼は限界までさらに車を押しやり、危険を冒している」

「しかしそれは不注意ではなく、意識して決断したものだ。もし彼がコースから外れなければ、スーパーラップは彼の努力によるものだ。誰もがリスクを取ることはできる、しかし常に、というわけではない。そうでなければ、遅かれ早かれスピンする」

金曜日の走行では、ベッテルとハミルトンのスタイルの違いがわかりやすいです。
ハミルトンはものすごい勢いでコーナーに突っ込んでいってオーバーランしかけたり、限界を試すような動きが多いのですが、ベッテルは最初からきれいに走る傾向があります。

Source : Hakkinen: Vettel 'controled’ style just like Schumacher – f1i.com

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ノリス「理想はマクラーレンからF1デビューだけど……」

現在F2でランキング2位につけているランド・ノリスは、マクラーレンの育成ドライバーですが、状況次第では他チームからのF1デビューも考えているようです。

「もちろんそれも見据えている」とノリス。「(他チームから)F1入り出来ればいいけど、必ずしもそうする必要はないと思う」

「理想は来年もマクラーレンだ。それが完璧なシチュエーションだろう」

「だがそれを決めるのは僕じゃない。チームの首脳陣であり、フェルナンド(アロンソ)、決断を下す人たち次第だ」

「明らかに、F1入りできたら素晴らしい。でも、そうではあるけれど、マクラーレンに留まって、FP1やF1マシンをドライブする機会が欲しいと言える方が良い」

「だから2020年シーズンのことが確約されれば、(マクラーレンに留まった方が)より良い機会となるし、より良い状況になるかもしれない」

最近はプライベートチームがワークスのBチーム(ジュニアチーム)と化しているので、マクラーレン以外の後ろ盾を持たないノリスが、他チームからデビューするのはかなり難しい状況です。

なのでマクラーレンからF1デビューするしか無いと思いますが、そのマクラーレンのチーム状況は最悪ですから、デビューしてもその後のキャリア形成は難しいでしょう。
トロロッソからのオファーを断らない方が良かったのではないでしょうか。

Source : Loan F1 year an option for McLaren’s Norris but delay still appeals - autosport.com

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