デイリーF1ニュース(2018年9月6日)マルコ「トロロッソのドライバー候補は10人いる」

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本日のニュースは以下の3本です。

  • マルコ「トロロッソのドライバー候補は10人いる」
  • アロンソ、インディカーのテストを完了
  • フォース・インディアの分配金問題はまだ解決してない?

それではご覧ください。


マルコ「トロロッソのドライバー候補は10人いる」

トロロッソピエール・ガスリーは、来季からレッドブルに昇格することが決定しています。
また、不調が続くブレンドン・ハートレーは、今季限りでチームから放出されるかもしれません。

つまり、トロロッソのシートは確実に1つ空きますし、それが2つになる可能性も十分にあるわけです。

「ショートリスト(最終的な候補者の記された名簿)は無い。むしろロングリスト(候補を絞り込む前の名簿)に近い」と語るのは、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコです。

「そこには10の名前がある」

「今シーズン最後のレースでは、ハートレーが大幅な成長している必要がある」

ハートレーはロングリストに名前が載っているだけで、他の候補者と比べて有利な状況とはいえないようです。

ハートレー以外の候補者としては、現在フェラーリの開発ドライバーを務めているダニール・クビアトや、フォーミュラEチャンピオンとなったジャン・エリック・ベルニュ、フォース・インディアからの放出が噂されるエステバン・オコン、マクラーレンからの離脱が確定したストフェル・バンドーン、そしてWECトヨタチームのセバスチャン・ブエミなどの名前が挙がっています。
したがってトロロッソにとっては買い手市場なので、決断を急ぐ必要はありません。

Source: Toro Rosso 'considering ten drivers for 2019’ – f1i.com

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アロンソ、インディカーのテストを完了

フェルナンド・アロンソが、アメリカ・アラバマ州のバーバー・モータースポーツ・パークで行われたインディカーのテストを終えました。

アロンソは2018年仕様のインディカーをドライブ。
このマシンは2017年に彼がインディ500に出場した際に搭乗したシャシーですが、エアロは2018年仕様に換装されています。

「(昨年の)インディ500の後に、ロードコースでテストするためのオプションがいくつかあった」とアロンソ。「昨年は時間を見つけられなかったが、今年は確かに参加できたので、私はそのことがうれしい」

「私はステアリングホイールの後ろにいることが好きだし、新しい車、新しい経験、チームやエンジニアやみんなから学ぶことが好きだ。だから今日はハッピーだよ」

インディカー側はアロンソをフル参戦させたいようですが、アロンソがそれを受け入れるかどうかはわかりません。

「全戦に参戦することもできる。1レースだけ参戦することもできる。参戦しないことも可能だ。全ての可能性について学んでいるところだよ」

筆者としてはフル参戦してもらいたいところですが、果たしてどうなるでしょうか。

Source: Alonso tests 2018-spec IndyCar at Barber – racefans.net

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フォース・インディアの分配金問題はまだ解決してない?

ローレンス・ストロールに買収されたことで、財政問題はクリアできたレーシング・ポイント・フォース・インディア(以下、RPFI)でしたが、以前の「サハラ・フォース・インディア」からエントラントが変わったために、分配金を受け取る権利は消失したと考えられていました。

しかしRPFI誕生後の会合で、全チームがRPFIへの分配金の配分に同意したため、この問題は解決した……と思われていたのですが、事はそれほど単純ではないようです。

「それはまだ、我々にとって全てがクリアになったわけではない」と語るのは、マクラーレンザク・ブラウンです。
マクラーレンは以前、RPFIへの分配金に反対していました。

「多くの人は最初の文章に署名した。ほとんどの人は2番めの文書にも署名したが、特に最初の文書はカバーしていなかった。チームは新しいエントリーだ」

「だから私は、さまざまなチームによって署名された、さまざまな文書があると思う。我々も含めて」

「私はF1側と話した。なので最終的にそれが差し引きでどうなるのかを明確にすることができる」

「私が理解しているのは、現在存在しているのはBチームであり、短期間で彼らがコラム1の分配金を受け取る資格が無いということだ」

コラム1の分配金は、過去3年間のうち2回の順位に基づいて決定されます。
よってRFPIはそれを満たしていないと、ブラウンは認識しているようです。

「だから私はそれを明確にすべく、答えを探した、そして、私が与えられた答えは、もう少し時間を与えて、物事がどのように整理されるか見ようというものだった」

RFPIが好調なだけに、足を引っ張るような動きは今後も出てくるでしょう。

Source: Doubt remains over Force India’s prize money claim – racefans.net

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