デイリーF1ニュース(2018年10月29日)メキシコGP 決勝の結果

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本日のニュースは以下の3本です。

  • メキシコGP 決勝の結果
  • ベッテル「ハミルトンはタイトルに値する」
  • アロンソ「100万分の1の確率のアクシデントが起こった」

それではご覧ください。


メキシコGP 決勝の結果

決勝の結果(クリックで拡大)

2018年のメキシコGPを制したのは、レッドブルマックス・フェルスタッペンでした。
スタートでトップに立った彼は、その後一度も首位を譲らず圧勝。
今季2勝目、通算5勝目を上げました。

ポールポジションスタートだったダニエル・リカルドは、またもマシントラブルでストップする不運に見舞われています。

タイトルを争うセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は2位に入ったものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が4位に入ったため、ハミルトンの通算5度目のドライバータイトルが確定しました。

トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが最後尾から10位入賞。
ブレンドン・ハートレーエステバン・オコン(フォース・インディア)にヒットし、そのせいで5秒加算のペナルティを科せられ、結局14位に終わっています。

レースハイライト

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ベッテル「ハミルトンはタイトルに値する」

ルイス・ハミルトンのタイトルが決定したときのことを、セバスチャン・ベッテルは「恐ろしい瞬間だった」と述懐します。

「いくら仕事をしても、その瞬間はいずれやってくるとわかっていた。数字を指折り数えていたわけではないけど、それでも可能な限り遅らせたかったんだ」

「このようなことは、僕の人生で3回目だ。ある日チャンピオンシップに勝つことはもはやできないと、思い知らされるのはね。それらは幸せな日々ではない」

「昨年の終わりから現在までの努力は、一瞬ではなく、一年を通して反映される。僕たちにはチャンスがあった。その大部分は活かせたけれど、いくつかは活かせなかった。でも結局僕たちにとっては、それじゃ十分ではなかったんだ」

「僕たちはそこに立ち、受け入れて、お祝いを言う必要がある。タイトル争いをもっと長引かせたかったけど、それは叶わなかった」

「明らかに簡単な日ではなかった。けれどルイスにおめでとうと言いたい。彼と彼のチームにね」

「彼は1年を通して素晴らしい走りを見せてくれた。そして僕よりも良い走りをした。だから僕は、彼が十分タイトルに値すると思うし、楽しんでくれと言ったんだ」

「勝者は一人だ。そして今年は彼こそがそれにふさわしいと思う」

ベッテルの敗戦の弁ですが、完敗といった感じですね。
今年のベッテルは競争力が足りなくて負けたというよりも、自滅したという印象が強いです。
そして来年はメルセデスだけではなく、チームメイトとも戦わなければなりません。

Source: Vettel sets sights on 2019 after 'horrible moment’ – f1i.com

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アロンソ「100万分の1の確率のアクシデントが起こった」

マクラーレンフェルナンド・アロンソは、メキシコGPをたった4周でリタイアしました。
エステバン・オコン(フォース・インディア)のフロントウイングの破片がサイドポッド内に入り込み、ラジエターを破損させ、水漏れを引き起こしたためです。

「我々の前方で起きた衝突の破片のいくつか──それは我々の関与していないクラッシュだったが──いくつかのデブリがインテークに飛び込み、ラジエターに刺さった」

「100万分の1の確率だよ。しかし、今日は残念ながら起こった」

「今は車に乗っていないのが悲しくても、数時間たてば、今日の全体的な印象は良くなるだろう。なぜなら(メキシコの観客の)非常に良いサポートがあり、私にとっては魔法のような1日だったからだ」

最近のアロンソは、なんだかサバサバしていますね。
如何にも引退間近なドライバーといった感じがして、ちょっと寂しいです。

Source: “One in a million” incident put Alonso out at start –

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