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ポルシェ 959 パリ・ダカールが約6.7億円で落札された

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RMサザビーズのカーオークションに、ポルシェ 959 パリ・ダカールが出品されました。
このレーシングカーは6台しか現存しておらず、しかもそのうちの5台はポルシェが保有しているため、落札価格は594.5万ドル(約6億7550万円)という巨額になったようです。

今回は959の概要と、オークションに出品された959パリ・ダカールの画像を見ていきます。


ポルシェ959とは?

959は、ポルシェが開発した4WDのスーパーカーです。
可変トルクスプリット方式を採用したハイテク4WDは、後に登場したBNR32・スカイラインGT-Rの4WDシステム(アテーサ E-TS)のモデルだと言われています。
2,848ccのフラット6シーケンシャルツインターボは、市販バージョンでも450psを発生していました。

1983年のフランクフルトモーターショーに出展された際の名前は「Gruppe B」。
つまりWRC・グループBにエントリーするためのホモロゲーションモデルという位置付けでした。

実際に1986年から、ホモロゲ取得のために200台(最終的には283台)が生産されたものの、グループBはその危険性ゆえに、1986年限りで終了となってしまいました。

WRCには出られませんでしたが、959はラリーレイドで真価を発揮。
1986年には見事1-2フィニッシュを飾り、そのパフォーマンスを証明して見せたのです。

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ポルシェ959パリ・ダカール

今回出品されたのは、1985年のパリ・ダカールラリーに出走した車両です。
この年の959パリ・ダカールは、名前と外観こそ959なものの、中身はカレラの3.2リッター・空冷フラット6自然吸気エンジンを搭載した車両で、4WDシステムも発展途上でした。
それゆえか、この年はパリダカにエントリーした3台全てがリタイアに終わっています。

エクステリア

959パリ・ダカール


車高が高く、リップスポイラーも無いのが、ラリーレイドならではだ。


サイドビューはいつものポルシェ。


パリダカを走破するためのグラウンドクリアランス。


ロスマンズカラーはやっぱりかっこいい。


ドライバーはレネ・メッジ。


わずかだが窓も開く。


リアスポイラーの下にあるのはオイルクーラーだろうか。


猫耳の如きハイマウントランプ。


アンダーガードとマフラー。


インテリア

ドアは無骨そのもの。金属板を張り合わせただけだ。


スパルタンな内装。配線むき出しのラリーコンピュータが良い味を出している。


ステアリングもシンプルだ。


15,535kmしか走行していない。


オルガン式ペダル。ペダルレイアウトは結構窮屈そうだ。


レカロシートは当時のものではなさそうだ。


デフロックスイッチ。


パイプをぶった切って付けただけのハンドブレーキレバー。


パワートレイン

カレラの3.2リッター・フラット6自然吸気エンジンが搭載されている。

1985年の959パリ・ダカールは自然吸気エンジンでしたが、翌年は市販車両と同じ2.8リッター・フラット6ツインターボエンジンになりました。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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