新型スープラの車名が変更されるかもしれないって!?
発売が待ち望まれている新型スープラですが、トヨタは伝統ある「スープラ」という名前を使用しない可能性が出てきました。
スープラの車名について、当のトヨタはどのように考えているのでしょうか?
スープラの車名はどうなるのか?
今年のロサンゼルス・オートショーにおいて、トヨタの副社長兼ゼネラルマネージャーであるジャック・ホリス氏は、autoguide.comとの単独インタビューに応じ、「もちろんスープラの名前も検討しているが、他の(車名)アイデアもある」と答えました。
なぜスープラという車名ではダメなのか?
先代JZA80スープラは、世界的にヒットしたスポーツカーです。
その車名をあえて使わないなんてことを、なぜトヨタは検討しているのでしょうか?
そのことについてホリス氏は「スープラのヘリテージ(遺産)がとても強い」ためだと語っています。
つまり、先代スープラが売れすぎたことこそが、その車名の使用を躊躇させている原因だというのです。
新旧スープラの位置付けの違い
先代JZA80スープラは、トヨタのフラッグシップ・スポーツカーという位置付けでした。
ライバルは日産スカイラインGT-RやマツダRX-7といった、やはり他社のフラッグシップだったのです。
ところが新型スープラは、BMZ・Z4の姉妹車として開発されています。
いうまでもなく、Z4はBMWのフラッグシップではありません。
そんなZ4と同格の車に、果たしてスープラの名を安易に与えていいのか? という疑問はあります。
トヨタ社内では経営陣までもが参加し、スープラの名前を用いるかどうかについて議論しているようです。
議論の決着を見るにはおそらく2〜3ヶ月はかかるだろうと、前出のホリス氏は語っています。
スープラ以外の名前候補
スープラという車名以外に、トヨタ社内ではどのような候補が挙がっているのでしょうか?
ホリス氏はそのことについて語らなかったものの、autoguide.comは、2000GTやスポーツ800、MR2などといった名前を予想しています。
さすがに2000GTやMR2は無さそうですが、「スポーツ◯◯」みたいな感じの名前はあり得るかもしれません。
たとえば「トヨタ・スポーツ3000」といった感じの名前です。
ホンダはS2000やS660など、エス・シリーズのヘリテージを上手く利用した車名を付けていますし、トヨタが同様の手法をとっても不思議ではありません。
出典・参考サイト
Toyota’s New Sports Car Might Not be Called the Supra | autoguide.com
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