デイリーF1ニュース(2017年10月3日)マクラーレン「ホンダの成功は我々を愚かに見せる」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • マクラーレン「ホンダの成功は我々を愚かに見せる」
  • フェラーリ会長、激おこ
  • ハース・チームはマグヌッセンを擁護

それではご覧ください。


マクラーレン「ホンダの成功は我々を愚かに見せる」

マクラーレンザック・ブラウンは、来年ホンダが大きな進歩を遂げるならば、マクラーレンの決断が愚かしく見えるかもしれないと懸念しています。

「もしホンダが2018年に勝ち始めて、われわれがそうでないなら、明らかにわれわれはバカに見えるだろう」とブラウン。「しかし誰もが決定を下し、その結果を受け入れなければならないと思う。決断を下すときには、いつも『もし私が間違っていたら?』と思うものだ」

「しかし誰もが宿題を終えるものだと思うし、そのようなグループの決定は簡単ではない。われわれは前向きでなければならず、後戻りしてはならないのだ」

こういうことを言い始めたのは、ホンダエンジンのパフォーマンスが明らかに向上し始めたからでしょうね。
来シーズントロロッソ・ホンダが優勝できるとは思いませんが、マクラーレン・ルノーに勝つ可能性は十分にあると思います。

Honda success would make McLaren look 'silly’ – Brown | en.f1i.com

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フェラーリ会長、激おこ

信頼性の低さを露呈し、勝てるはずのマレーシアGPを落としたフェラーリ
そのエンジニアリング・チームの不甲斐なさに、フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長が激怒しています。

セバスチャン・ベッテルが予選に出走できなかったり、キミ・ライコネンが決勝をスタートできなかった理由は、吸気系のカーボン製パイプ(インタークーラーのパイピングか、インテークマニホールド)に、クラック(亀裂)が入ったためだと言われています。

これは単純な製造段階におけるミスだと考えられており、品質管理の失敗が招いたトラブルである可能性が高いです。

「われわれのパワーユニットに、いくつかの問題を抱えているのは事実だ」とマルキオンネ会長は怒りを露わにします。「コンポーネントの品質が、レースカーにとって適切なレベルに無いためだ」

「今、われわれは(現場に)介入しており、品質管理に取り組み、組織的な変更を行っている」

「レース中にこのような問題が出ることは遺憾だ。これがファクトリーで発覚する分には大した問題ではないが、2番グリッドを獲得してレースをスタートできないというのは如何にも醜い」

何か問題が起こるたびに現場に介入するのが、マルキオンネ会長の悪い癖ですが、良い方に転ぶこともあるので全否定もできないんですよね。
さて、今回はどちらに転ぶのでしょうか。

Source: Angry Marchionne warns of changes | pitpass.com

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ハース・チームはマグヌッセンを擁護

マレーシアGPにおいてハースケビン・マグヌッセンは、マクラーレンフェルナンド・アロンソと丁々発止のバトルを繰り広げました。

その際にアロンソが無線で「なんてバカなやつなんだ! ヒュルケンベルグは正しい!」と言ったために、マグヌッセンが批判されています。

ニコ・ヒュルケンベルグは、ハンガリーGPでマグヌッセンと激しいバトルになった際、「マグヌッセンはいつもダーティーだ」とコメントしたことがあるので、アロンソはそれを引用したかったのでしょう。

「アロンソはとてもカリスマ的で、卓越したドライバーだ」と語るのは、ハースF1チームを率いるギュンター・シュタイナーです。「もし誰かが彼と対峙すれば、それは彼がどう反応したかということになってしまう」

F1界ではアロンソが言ったことが、そのまま事実として伝わる傾向があります。
彼のホンダに対する批判ばかりが報道され、ホンダや日本側の反論はまったく取り上げられないという状況を、私たちは何度も見てきました。

アロンソは確かに素晴らしいドライバーですが、モータースポーツはチームスポーツであり、ドライバーだけで行うスポーツではありません。
マグヌッセンもやりすぎな面はあるものの、同様のことをアロンソがしていないかといえば……首を傾げざるを得ません。

Source: Haas boss defends 'bad boy’ Magnussen… again. | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月2日号)日本GPでベッテルにペナルティの可能性

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月4日号)ベッテル、日本GPでのペナルティを回避

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