これぞまさに「エボⅪ」!! 三菱最新のデザイン言語を用いたランエボⅩ用のボディキットがすごい!

チューニング,自動車文化

三菱 ランサーエボリューションは、グループAラリーカーのホモロゲーションモデルとして、1992年に登場しました。
その後24年の長きに渡り生産されましたが、2016年をもってその販売を終了し、現在に至るまで後継モデルは発表されていません。

最後の「エボリューション」であるエボⅩも、デビューは2007年ですから、今となってはそのデザインも古臭くなってしまいました。

しかしポーランドのDytko Sport(ディトコ・スポーツ)と、その英国子会社であるProto Carsが、エボⅩを三菱の最新デザイン言語に更新しました。
ランサー エディションR」と名付けらられたボディキットは、エボⅪと言っても差し支えない出来栄えです。

今回はランサー エディションRの画像をご覧ください。


ランサー エディションR 2019の概要

ボディキットは、ボディのほぼ全域を置き換える大掛かりなものです。

まずフロント周りは、最近の三菱車に共通する「ダイナミック・シールド」と呼ばれるデザインになっています。
ブラックアウトされた中央部分と、それを包み込むような両サイドのデザインが特徴です。
バンパー形状が変わったため、ヘッドライトも全く新しいものに交換されています。
ダクトとインテークが追加されたボンネットも、もちろんオリジナルです。

ランサー エディションR 2019

こちらはエボⅩ MRのフロント周り。

三菱の最新デザイン言語に基づいたバンパー。

ダイナミックシールドは、左右から包み込むようなデザインが特徴だ。

ルーフにはラリーカーのようなベンチレーションが追加され、ルーフ後部にはボーテックスジェネレーターも装着されています。

ルーフ上のインテークから、室内に風を導入する。

ルーフ後端には、ボーテックスジェネレーターが装着されている。

フェンダーはワイドになり、大きく張り出しています。
フェンダー後端は、近年のラリーカーのようにカットされており、空力にも配慮されているようです。

ワイドフェンダーと大型化されたサイドステップの組み合わせは迫力がある。

エボⅩ MRのサイドビュー。シンプルすぎて、ちょっと味気ない。

フェンダー後端がカットされているが、ラリーカーよりも控えめな感じ。

巨大なリアウイングが存在感抜群のリア周りも、テールランプとリアバンパーが変更され、ほぼオリジナルの外観となっています。
テールランプは最近のジャガーっぽいデザインですね。

巨大なリアウイングが目を引くリア周り。ディフューザーはやや小ぶり。

こちらはエボⅩ ファイナルエディションのリア。

リアにもダイナミックシールドが施されている。

Dytkoはインテリアの画像や、パフォーマンス関連のスペックを公開していません。
しかしエボⅩのパフォーマンスは今も色褪せていませんから、たとえノーマルだとしても問題は無いでしょう。

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