これぞ神のGTO? 三菱GTOをランボルギーニ・レヴェントンに改造した猛者現る! しかし出来栄えは……

チューニング,自動車文化

三菱GTOといえば、三菱自動車がバブル期に開発したGTカーです。
車重が重くてスポーツ性能はそれほどでもなかったのですが、日本初の装備を数多く搭載した意欲的なスポーツクーペでした。

三菱GTOは速さこそなかったが、かっこよさは最高だった。
By User Thaian07 on en.wikipedia [Public domain], from Wikimedia Commons

そしてランボルギーニ・レヴェントンは、ムルシエラゴをベースにランボルギーニが製作したスーパーカーです。
新車価格は100万ユーロもしました。

レヴェントンのデザインは、戦闘機のF-22にインスピレーションを得たものだ。

レヴェントンは買えないが、三菱GTOなら買えるという人は多いでしょう。
でも三菱GTOをレヴェントンに改造してしまおうと考える人は、ほとんどいないはずです。
酔狂なロシア人を除いては。

今回は三菱GTOを改造したランボルギーニ・レヴェントンのレプリカについてお伝えします。


レヴェントン? GTOの概要

まず、このレヴェントン・レプリカは、まったく似ていません
三菱GTOはフロントエンジンですが、レヴェントンはリアミッドにエンジンを搭載しているので、どんなにがんばっても似るわけがないのです。

フロント周りの造形は、結構がんばっている。

それでもフロント周りは、それなりに努力した跡がうかがえます。
GTOの方がノーズが高い&全幅が狭いので、レヴェントンのスーパーカーらしいワイド&ロー感は再現できていませんげ、ヘッドライトやバンパーダクトなどはそこそこの再現度です。

しかし車体のサイドに回ると、目を覆いたくなるような光景が広がっています。

せめて製作前に、エンジン搭載位置の違いに気づいて欲しかった。

フロントエンジンゆえのボンネットの長さは隠しようが無く、レヴェントンの面影などどこにもありません。
ホイールもレヴェントンのそれとは似ても似つかぬ安っぽい代物ですし、サイドインテークはもちろん見せかけだけです。

レヴェントンを知らない人なら、この角度の画像で騙せるかもしれない。

リア周りの造形はかなり頑張っているのですが、斜め後方から見るとどうしようもない寸詰まり感があって、残念な気持ちになります。

この角度から見ると、やっぱりGTOでしかない。

取ってつけたようリアデュフューザーは、全体のデザインからあきらかに浮いています。
なぜFRのスーパーカー(フェラーリ812スーパーファストやコルベット)などのレプリカにしなかったのか、理解に苦しみますね。
「レヴェントンが好きで」というのであれば、なおのことベース車両の選定にこだわると思うのですが。

ちなみにこの1991年型GTOは売りに出されています。
内部はほぼノーマルのままで、走行距離80,000km以下、価格は600,000ロシアルーブルだそうです。
現在のレートだと、日本円で106.6万円ほどですね。
何にせよ、世界で1台しかない三菱GTOであることは間違いありません。

なぜかRX-8と一緒の画像が。巻き込まないであげてほしい。

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