スバル新型BRZ 自然吸気エンジン継続。ハンドリングはさらに鋭く

スバルの新車情報

スバル新型BRZを発表しました。
ロングノーズ・ショートデッキの2+2FRスポーツクーペというコンセプトは不変ですが、デザイン的には初代とのつながりがあまり感じられません。
RX-8っぽいとか、リア周りがNSXみたいだとか言われています。

今回は新型BRZの概要をご覧ください。


新型BRZ(第2世代)の概要

エクステリア

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新型BRZ

フロントマスクはRX-8やNCロードスターなど、過去のマツダ車に似ている。海外メディアでも同様の指摘がある。

フェンダーが曲線的なのに、サイドステップは直線的なのが気になる。ホイールが小さく見えるデザインなのも残念。

テールランプがNSXっぽいのも気になる。

18インチホイール装着車は、ミシュラン・パイロットスポーツ4を履く。

マフラー径に対して、ディフューザー部分が大きすぎるように見える。

ボディサイズ

数値は米国仕様のものです。

各部寸法(mm)
全長 4,265
全幅 1,775
全高 1,310
ホイールベース 2,575

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インテリア

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新型BRZのインテリア

ステアリングはスイッチ類がこれまでのスバル車と違うデザインのようだ。

メーター液晶は7インチで、セグメント液晶と組み合わせてある。

ノンスリップペダルを装着しているが、オルガン式ではなく吊り下げ式。

センターコンソールのタッチスクリーンは8インチ。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応している。

使いやすそうなスイッチ類。こういうところはスバル車の美点だ。

ATセレクターもMT風のノブを装着している。

ホールド性が良さそうなスポーツシート。座面の長さも十分にありそうだ。

リアシートは流石に狭いが、緊急用としては使えそう。

ラゲッジスペース容量は未公表だが、初代と同じくらいはありそうだ。

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シャシー

シャシーはより高剛性のものとなっています。
例えばフロントアクスルの横曲げ剛性は60%も向上していますし、ねじり剛性も50%の向上を果たしているそうです。

大幅に車体を強化したにも関わらず、車重は1,315kg以下(推定値)に抑えられています。
ルーフやボンネット、フロントフェンダーなどがアルミ製であること、高張力鋼板の使用量増加などが寄与しているのでしょう。

重心はさらに低くなっています。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがダブルウィッシュボーン式です。

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パワートレイン

エンジンは2.4リッター・水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンです。
最高出力は170kW(231ps)、最大トルクは249Nmとなっています。
ターボ化されるという噂が根強かったのですが、結局自然吸気に落ち着いたようです。

駆動方式は後輪駆動。
トランスミッションは6速MTと6速ATが用意されています。
なお、アイサイトは6速AT車のみに設定されており、6速MT車には装備できません。

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価格・発売日

米国仕様の価格は27,000ドルからということですが、日本仕様の価格は不明です。

新型BRZはモデルイヤー2022、つまり2021年下半期~2022年上半期生産モデルとしてデビューします。
米国では2021年秋に発売されるようですが、日本での発売日はまだ公表されていません。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。