日産プロジェクトクラブスポーツ23 フェアレディZをツインターボ化!

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日産が、アメリカのSEMAショーにProject Clubsport 23というフェアレディZを出展します。
この車はサーキット志向のチューニングカーなのですが、エンジンをVR30DDTTに載せ替えることで、ツインターボ化されていることが特徴です。

今回はClubsport 23の概要についてお伝えします。


Project Clubsport 23の概要

日産によるとこの車の目標は、オーナーがNISMOやアフターマーケットのパーツを利用して、、自らコピーできる車両を作ることなのだそうです。
また、部品開発のプラットフォームでもあるといいます。

ちなみに今回ドナーカーとなったのは、2012年製の370Z NISMOです。

エクステリア




外装パーツは一通り手が入っています。
フロントはAPRハニカムカーボンファイバースプリッターと、MAモータースポーツのエアダムで武装。
リアも改良されたエアフローと冷却を可能にするリヤバンパーに変更されています。
Seibon TSスタイル カーボンファイバーボンネットで軽量化も万全。
JDMフォグライトや、NISMOのカーボンファイバー製ミラーカバーやピラーガーニッシュも装着されています。

ボディカラーはオリジナルのGloss Burnt Orangeです。
ホイールはRAYSの18インチ鍛造アルミ(ブランドはNISMO)で、タイヤはハンコックのRS4(285/35R18)となっています。

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インテリア



内装にはSparco製パーツが数多く使われています。
シートはSparco QRT-Rという超軽量レーシングシートですし、ハーネスもSparcoの6点式です。
ステアリングにもSparco R383が採用されています。

サーキット志向の車ということで、キャビンとエンジンベイには消化システムを完備。
ロールケージも溶接されており、安全面での対策は万全です。

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シャシー

足回りは、NISMO フロント&リヤサスペンションコンポーネント、NISMO 3ピースボディブレースセット、KW バリアント3コイルオーバーショックキット、Eibach リアスプリングなどによりアップグレードされました。

ブレーキはNISMO HCストリート/トラックブレーキパッド、Z1モータースポーツ 2ピーススロットローター、NISMO ステンレススチールブレーキライン等により、増大したエンジンパワーに対応しています。

NISMO GT LSD Pro-Carbon 2-wayディファレンシャルも装着されているので、サーキット走行時にトラクションが不足することはないでしょう。

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パワートレイン

インフィニティ Q50 Red Sport 400に搭載されている、VR30DDTTが搭載されています。
最高出力は400psです。

といってもただ載せ替えたのではなく、AMSパフォーマンス コールドエアインテークキットや、Z1モータースポーツ ブローオフバルブ、MAモータースポーツ デュアルエキゾースト(76Φ 特注品)などが装着されています。
特にデュアルエキゾーストは、排気口がリアのナンバープレート横に変更されているので、外観上もユニークです。

冷却面においても、AMS パフォーマンスヒートエクスチェンジャーや、 MAモータースポーツのパワーステアリングクーラーとディファレンシャルクーラー、そしてZ1モータースポーツのラジエターとシリコンインタークーラーホースが装着され、サーキットでの連続走行に対応しています。

ギアボックスは370Z NISMOに使われている、6速マニュアルトランスミッションのままです。
しかしVR30DDTTにはマニュアルの設定が無いため、MAモータースポーツがクラッチディスクやフライホイールを製作し、多くの時間を費やして搭載したそうです。

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価格・発売日

Project Clubsport 23は購入できませんが、顧客からの反響が大きければ、ハードウェアと電気部品で構成される「ビルダーズキット」を今後販売するかもしれない、とのことです。
つまり反響が大きくても、コンプリートカーとして販売する予定は無いということですね。

Clubsport 23は、10月30日から開催されるSEMAショーでワールドプレミアされます。

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