ポルシェ 次期911 GT2 RSはハイブリッド!
2026年にデビュー予定のポルシェ 911 GT2 RSは、どうやらハイブリッド化されるようです。しかしパナメーラ ターボS E-ハイブリッドのようなプラグインハイブリッドではなく、マイルドハイブリッドが装着されます。また、電動ターボチャージャーを利用してバッテリーを冷却するという技術を用いるかもしれません。
今回は次期911 GT2 RSに関する最新情報をご覧ください。
Contents
次期911 GT2 RSの最新情報
まず、電気アーキテクチャーはタイカンのような800Vではなく、400Vのシステムが採用されます。これは重量の軽減しシステムをコンパクトにするためです。
バッテリーは39:61の重量バランスを実現するために後部座席の後ろに配置されます。
そしてバッテリーの冷却システムには電動ターボチャージャーからの空気を使用する見込みです。バッテリーを液体で冷却しようとすると新たな冷却回路が必要ですし、空冷でも冷却ファンが必要になりますが、インタークーラー通過後の吸気でバッテリーを冷却するなら追加要素は必要ありません。その分軽量化できるわけです。それでも現状では100kgほどの重量増が見込まれています。
次期911 GT2 RSのマイルドハイブリッドは、あくまでパフォーマンスを重視したものです。最高出力は700ps以上、トルクに関しては1,000Nmの大台に乗ると言われています。
次期911 GT2 RSは2026年に登場予定です。英国価格は25万ポンドと予想されており、日本円に単純換算すると約4091万円となります。先代の911 GT2 RSが3727万円だったので、ハイブリッド化による値上げ幅はかなり大きめです。