新型シビックセダンがついに完全公開!

ホンダの新車情報

ホンダが11代目となる新型シビックを完全公開しました。
プロトタイプ発表時には公開されなかったインテリアの画像や、パワートレインなどの詳細が明らかになっています。

今回は新しくなったシビックセダンの概要をご覧ください。


新型シビックセダンの概要

エクステリア

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新型シビックセダン。グレードは1.5リッターターボを搭載する「Touring」

Aピラーの位置を50mm後方に移動し、ボンネットを長く見せているという。

リアは尻上がりに見えるデザイン。画像の車両は2リッターNAの「Sport」グレード。

「Sport」のホイールは18インチ。

ボディサイズ

寸法と重量
全長(mm) 4,674
全幅(mm) 1,800
全高(mm) 1,415
ホイールベース(mm) 2,735
車重(kg) 1,305 ~ 1,395

数値は米国仕様のものです。
車体のサイズはかなり大きくなりましたが、車重は比較的軽量に抑えられています。

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インテリア

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新型シビックセダンのインテリア

どことなくクラシカルな印象のあるダッシュボードデザイン。ダイヤルなどの配置はマツダ車っぽい。

タッチスクリーンは7インチが標準。オプションで9インチも利用可能。

液晶メーターは10.2インチ。

シートはサポートの張り出しが控えめで、乗降性に配慮したデザイン。

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シャシー

ボディは先代と比較して、ねじり剛性が8%向上、曲げ剛性は13%も向上しています。
ホンダによると、シビック史上最も高剛性なボディだそうです。

フロントのサブフレームは軽量なアルミ製で、効率的なトラス&リブ構造により、剛性と安定性が確保されています。
フロントサスペンションはマクファーソンストラット式。低摩擦のボールジョイントとダンパーマウントベアリングを新採用し、ステアリングフィールとセルフセンタリングを向上させています。
また、スプリングとダンパーのアライメントも最適化し、作動摩擦を最小化しているそうです。

リアはトレッド幅を先代比で12.7mmワイド化。
さらに大型のコンプライアンスブッシュを採用し、ハーシュネスを最小限に抑えています。
ロアアームのブッシュは車内の騒音や振動を減らしつつ、直進安定性や旋回性を向上させる新設計のものだそうです。

電子制御式パワーステアリングも新設計。フィードバックを向上し、直進安定性も改善されています。

これら改良により、コーナリング時のヨー発生の遅れを低減し、ハンドリングレスポンスとシンクロ感が向上しました。
それでいて踏切を通過する際などの大きな衝撃は、20%も低減しています。

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パワートレイン

エンジンは2.0リッター・直列4気筒ガソリン自然吸気と、1.5リッター・直列4気筒ガソリンターボの2種類です。
前者は160ps・187Nm、後者は182ps・240Nmとなっています。
EPA複合燃費はグレードによって違いがありますが、2リッターNAが14~14.9km/L、1.5リッターターボは14.5~15.3km/Lと大差はありません。

トランスミッションはCVTですが、物理的な変速をシミュレートするためのシフトプログラムが改良された、新しいステップシフトプログラムが採用されています。

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運転支援システム

ホンダセンシングはシングルカメラシステムに改められましたが、従来よりも広い視野を確保しているそうです。
プロセッサとソフトウェアの進化により、歩行者や自転車、車両、道路標識などを正確かつ迅速に検知・認識できるようになっています。

トラフィックジャムアシストが追加され、アダプティブクルーズコントロール使用時のレスポンスやブレーキ操作の自然さが向上しました。
レーンキーピングアシスト使用時のステアリング操作に関しても、よりリニアで自然なものに改善されています。

また、前方および後方への誤発進抑制機能や、低速域でのブレーキコントロール機能も新採用されています。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていませんが、先代モデルよりも少し高くなると見られています。

米国では2021年夏に発売されますが、日本導入時期は不明です。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。