ランドローバー 新型レンジローバー 中身は大幅進化!

Land Roverの新車情報

ランドローバー新型レンジローバーを発表しました。先代のデザイン言語を継承しているので、外観はそれほど大きく変わっていませんが、中身のエンジニアリングは大幅に進化しています。

今回は新型レンジローバーの概要をご覧ください。


新型レンジローバー(2022年モデル)の概要

エクステリア

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新型レンジローバー

全長とホイールベースが伸び、室内も広くなった。

デザインはキープコンセプトだが、クリーンな印象になっている。

縦に長く細いテールランプになった。

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インテリア

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新型レンジローバーのインテリア

センターコンソールのディスプレイは13.1インチ。

ドリンクを冷やす冷蔵庫も完備。

セレクターレバーが小型化された。

ヘッドレストにはノイズキャンセリング機能が装備されている。

「SV」のリアシートは4人乗りの豪華仕様

7人乗り仕様も用意されている。

リアエンターテイメントシステムも用意されている。

後席で充電もできる。

後席背面にもキルティングが貼られている。

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シャシー

プラットフォームはモジュラーアーキテクチャのMLA-Flexが採用されています。これによりハードウェアとソフトウェアによる高度な統合シャシー制御が可能となりました。

新型レンジローバーにはショートホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2種類が用意されており、前者の全長は5,052mm、後者は5,252mmです。
ホイールベース自体も75mmも伸び、室内が広くなりました。

全輪ステアリングも新たに採用されました。
電動リアアクスルは、低速時に最大7°まで後輪を操舵し、11m以下の旋回円(最小回転半径だとおそらく5.5m)を実現します。
逆に高速域では前輪と後輪を同じ方向に操舵し、安定性を高めることが可能です。

エアサスは空気ばねのボリュームがさらに増しています。ツインバルブダンパーとの組み合わせで、アダプティブダイナミクス制御ソフトウェアによって管理されています。

iAWD(インテリジェント全輪駆動)トランスミッションは、IDD(インテリジェントドライブラインダイナミクス)システムによって制御されます。
このシステムはドライバーの入力と路面のグリップレベルを1秒間に100回監視し、各車輪に対し予測的にトルクを配分します。

48Vの電子制御スタビライザーにより、車体のロールも適正に管理されています。
また、900mmまでの渡河性能を備えるなど、オフロード性能も万全です。

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パワートレイン

ガソリン車は3.0L・直6(400ps・550Nm)と4.4L・V8(530ps・750Nm)です。前者にはマイルドハイブリッドとスーパーチャージャーが装着されています。後者はBMW製のV8で、ツインターボ仕様です。

ディーゼル車は3L・直6のみで、300ps・650Nmと350ps・700Nmという2つの仕様が用意されています。ちなみにディーゼル車は米国に導入されないそうなので、日本でも販売されないかもしれません。

プラグインハイブリッド(PHEV)は3L・直6と電気モーターの組み合わせで、最高出力は440ps仕様と510ps仕様の2つです。
バッテリー容量は38.2kWhで、80~100kmのゼロ・エミッション走行(EV走行)が可能となっています。

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価格・発売日

英国価格は98,000ポンドからとなっています。
PHEVの価格はまだ公表されていません。

欧州では2022年春からデリバリーが開始されます。
日本導入時期は不明です。

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