VW新型パサートGTE(2020年モデル) バッテリー容量アップでさらに魅力的なPHEVに
フォルクスワーゲン パサートGTEの2020年モデルが公開されました。
フェイスリフトされたパサートをベースにしたGTEは、バッテリー容量が大きくなり、EV走行距離が伸びています。
また、インフォテイメントなども更新されました。
今回は新型パサートGTEの概要をご覧ください。
パサートGTE(2020年モデル)の概要
エクステリア
インテリア
輝度やピクセル密度が高くなったデジタル・インストゥルメントは11.7インチ、センターコンソールのタッチスクリーンは最大9.2インチです。
インフォテイメントシステムは「MIB3」と呼ばれる最新のもので、メニュー画面が直観的になった他、高度な音声認識システムも搭載されています。
また、Apple CarPlayにも対応しました。
パワートレイン
パワートレインは1.4リッターのTSIエンジンに電動モーターを組み合わせたもので、システムの総出力は218ps、総トルクは400Nmを発生します。
ギアボックスは6速デュアルクラッチトランスミッション。
駆動方式は前輪駆動です。
バッテリー容量が13kWh(M/C前モデルは9.9kWh)に増えたことで、EV走行距離は56kmに伸びました。
ちなみに56kmという数値は、実燃費に近いWLTP基準のものです。
古いNEDC基準だと、旧型のEV走行距離50kmに対し、新型は70kmとなっています。
新型のドライブモードは、ゼロ・エミッション走行を行う「EV」、パフォーマンス重視の「GTE」、そして通常の「ハイブリッド」と、3つに集約されました。
また、目的地でEV走行を行えるように、バッテリー容量を節約する機能も用意されています。
運転支援システム
レベル2自動運転が搭載されています。
ドライバーがステアリングから手を離すことはできません(10秒以上手を離すと警告音が出る)が、長距離運転時の疲労を軽減してくれることでしょう。
価格・発売日
ヨーロッパでの価格は44,795ユーロからとなっています。
記事執筆時点のレートで日本円に換算すると、約525.7万円です。
ドイツ本国では既に注文可能なようですが、日本導入がいつになるかは不明です。
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